安定した測定、再現性、精度に優れています
コンクリート非破壊検査機MI1CON-4289Mは、20kHz~1,000kHzの超音波を発振し、コンクリート、石材、木材などの密度、弾性、均質性、空隙や空洞の有無、化学的損傷、経年劣化による炭酸化などを検査します。
特にコンクリートの強度試験や硬化測定に広く応用されています。
アナログ回路に1,200Vまたは600Vの高電圧を使用しながらノイズを最小限に抑え、石材や金属などの薄い材料から厚いコンクリートまで、安定した測定、再現性、精度に優れた性能を発揮します。
■特徴
●強力な超音波エネルギーを発生する高出力パルサー(1,200V/600V)、受信感度の高い受信機、コンクリート内で最も効率よく超音波を伝達するように設計された高効率超音波トランスデューサーの組み合わせにより、厚い材料や減衰の大きい材料でも優れた性能を発揮します。
●直接法、間接法、亀裂深さ測定のメニューが別々になっており、測定結果が一目でわかるカラー表示になっています。
●コンクリート設備の安全診断とメンテナンス、木材や石材の強度測定。
コンパクトな設計で、石材や土器の文化財の経年劣化検査にも現場や研究室で使用されています。
●測定データをラップトップに転送してレポートを作成できるソフトウェアと、送信された波形を分析できるプログラムをオプションで用意しています。
●スカウトトランスデューサと亀裂の深さ測定を使用するモード。(トランスデューサはオプション)
■構成内容
・超音波検査器本体とポーチ
・54kHz 超音波トランスデューサー(2個)
・BNC から XTR-9 への RG58 ケーブル (2 本)
・カプラント
・参照ブロック
・操作マニュアル –USB カード
・充電用ACアダプター
・携帯用アルミケース
■仕様
●超音波伝播時間の測定範囲:0.1μ秒~ 6,530μ秒
●表示:800 x 480 TFT カラー LCD
●使用周波数範囲:10kHz ~ 1,000kHz
●測定間隔:5Hz 固定
●表示サイクル:2Hz
●受信感度:250μV
●コネクタ:BNC/BNC
●ADC サンプリング周波数:1.8MHz
●使用温度:-10 ~ 50℃
●電源:充電式リチウムイオン21700 電池2個 (7.4V, 5,000mA)
●電池使用時間:1,200V 連続使用で8時間
●ソフトウェア操作:Windows 7 またはそれ以上
●ソフトウェアインストール容量:1GB またはそれ以上( SSDまたは HDD)
●サイズ:105(h) x 172(w) x 68mm(d)
●本体重量:1.2kg (電池含む)
●保証期間:1年