Name: 空気環境測定器
Price: 1952000 JPY
Availability: InStock

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空気環境測定器

商品番号：MC5HV-1000

販売価格：2,147,200円（税込）

数量：

一般住宅、オフィスビル、教育施設（学校、幼稚園、保育園）病院、老人保健施設等での有害化学物質測定に最も適したポータブルタイプの空気環境測定器です。

室内空気環境測定に・・・

●トルエン

●キシレン

●エチルベンゼン

●スチレンモノマー

●パラジクロロベンゼン

●TVOC

■概要
揮発性有機化合物＝VOC
VOCとは「常温で液体や固体の形でも存在しうる極めて揮発性の高い物質」を意味しており、その種類も非常に幅広
く、日常生活の中でも頭痛やめまい、アレルギーなど、微量でも人体に影響を及ぼすと言われています。
室内環境で問題になるVOCとは100種類以上の物質の集合体であり、広い意味では自然界に存在する天然の物質
も「化学物質」でありWHO（世界保健機構）が定義するVOCに該当する物質も多く存在します。
※TVOC=総揮発性有機化合物・・・VOCの総量

VOCの人体への影響
VOCは室内の空気汚染の主な原因と言われている物質で、室温で簡単に気化するという特徴を持っています。VOC
の人体への影響については、一般的に刺激となり、くしゃみや涙、気道狭搾、ぜんそくなどを誘発することがあると指
摘されています。発生源は、化学合成された石油製品が中心で、家の内装材や掃除用品、洗剤などにも多く見ら
れ、内装材のように何ヶ月もかけてゆっくりと気化するものもあり、室内では長時間じわじわと放出されるために、常
に微量のVOCが存在します。 ■特長
●同時個別測定が可能
トルエン、エチルベンゼン、キシレン、スチレンモノマー、パラジクロロベゼン、TVOの同時個別測定が可能。
●電源があれば測定場所を選びません
必要なユニットは本体に内蔵しているので、本体を置く場所とAC100Vの電源があれば、いつでも何処でも測定でき
ます。
●その場でモニタリングできます。
条件を変えての換気による室内VOCの低減効果や、壁や床付近の空気をガスシリンジ等で採取して測定することに
よってVOC発生源の確認が容易に行えます。
●各測定結果は濃度で表示
各成分は、そのクロマピークを演算しμg/m³濃度で表示されるので、面倒なクロマトグラム処理は不要です。
●トラップ管（採取管）が脱着できるため、トラップ管とガスシリンジ等を組み合わせて試料ガスを採取すれば、電源
のない室内空気の測定も可能になります。
●操作が簡単
メニュー画面から測定を選択して測定画面に移り、開始ボタンを押すだけで簡単に測定できます。
●データ記録・連続測定が可能
MC5HV-1000本体で、10回分の結果が記録可能。また、最大10回まで連続測定が可能です。
●公定法分析のサンプリングポイントの決定にも役立ちます
学校や病院など多数の測定個所があるケースは、公定法分析を依頼するポイントを決めるためのスクリーニング測
定に最適です。これにより、これまで難しかった全個所のVOC測定が実現できます。
●小型チャンバー法に対応
建材から有害物質放散量を定量する方法としてJIS化されている「20㍑小型チャンバー法」に対応した測定が可能で
す。これにより容易にサンプルの目安を確認できるため、全てをGC/MSに掛ける必要がなくなり、効率的な試験が可
能になります。 ■外観図

■検出原理

MC5HV-1000は、VOC濃度をモニタリングするために、固相吸着剤を充填した脱着可能なトラップ管（サンプリングカラム）による濃縮システムとガスクロマトグラフ有機物検出器として多くの実績のあるFID検出器に相当する、高感度半導体を検出器に採用しました。これにより室内レベル濃度のVOC分析を可能にすると共に、キャリアーガスに圧縮空気を使用することで高圧ガスボンベを不要にしたパックドガスクロマトグラフシステムを可搬型のケースに収めました。

測定開始と共にサンプリングポンプがスタートし約1分間で100㍑または、10分間で1㍑のガス中成分を固相吸着剤に濃縮します。次にトラップ管をヒーターで150℃以上に加熱し3つのバルブを同時に切り替えて脱離した成分をキャリアーガス中に注入（インクジェット）後、カラムで成分を展開します。TVO測定用検出器は検知され全成分を測定対象としTVOCとして演算します。されにカラムで展開された成分はVOCs測定用検出器で個々の成分としてピーク処理し濃度演算します。
成分注入を終了したトラップ管はバージのため、継続して加熱状態を保って精製空気を通した後、ファンで空冷して次のサンプリングに備えます。
なお、ガスクロマトグラフはGC-MS分析のように特定成分に絞って測定できないため、多くのVOC成分が存在する生活環境や作業場などでの測定では、カラムで完全分離が出来ないため計測値が他成分の影響を受けて高く出ることがあります。 ■仕様

測定方法	ガスクロマトグラフ法
検出器	半導体センサー
測定対象成分	トルエン、エチルベンゼン、シキレン、スチレンモノマー、（パラジクロロベゼン(PDCB))、TVOC
測定範囲	10μg/m³～1000μg/m³（標準）サンプリング量により9999μg/m³まで可能（但し、パラジクロロベゼンは50μg/m³～)
サンプリング　時間/流速	1分間または10分間/約100ml/min
初期過渡特性（暖機時間）	30分以内
再現性（精度）	±5%/F.S. (n=5)　※500μg/m³相当のトルエンによる
シーケンス	1．サンプル採取	10～600秒任意設定可能
	2．加熱脱離	90秒固定
	3．導入（注入）	10秒固定
	4．分析時間	900秒（測定成分に対する標準時間）
	5．分析結果表示	次の分析結果が出るまで維持
トラップカラム	外径　6mm、長さ 80～100
固相吸着剤	TENAX-TA
電源	AC100V 50/60Hz
寸法・重量	190(W)×260(H)×400(D)mm / 約9kg（バッファータンク含む）
外部端子	PS232Cポート（D-Sub 9 pin） 1/0ポート　　　（D-Sub 15pin）
付属品	トラップ管（予備）、テドラーバッグ1㍑、テフロンチューブ（外径φ3/内径φ1.5×1m)電源コード、専用キャリングケース、取扱説明書

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