測定機器

●シースエアー機構と吸引ポンプを内蔵

●100mg/m3まで測定できる高濃度用

■概要
MC41D-5DSは、検出部にシースエアー機構を採用し吸引ポンプを内蔵することで、ずい道建設工事等の比較的高濃
度な粉じん作業場での測定を可能にした、光散乱方式による相対濃度計です。
相対濃度はろ過捕集法を基準として質量濃度変換係数（K値）を求め、質量濃度に補正する必要がありますが、
MC41D-5DSはあらかじめ質量濃度変換係数を入力することにより、計測値を簡単に質量濃度に変換し、表示するこ
とが可能です。
なお、既存の粉じん計（レーザー光源タイプ）と同様な特性になっていますので、同作業現場において、今までの質量
濃度変換係数を使用することができます。

■特長
●シースエアー機構により光学系の汚染を気にせず、高濃度粉じんの作業場で安定した測定がおこなえます。
●大型フィルターの採用により、高濃度測定においても長期使用が可能です。
●フィルターの汚れ具合が視認できるようになっています。
●あらかじめK値を入力することで、測定値（CPM）を質量濃度（mg/m³）に変換し表示することができます。
●測定前の「SPANCHECK」と「BG測定」により自動的に出荷時の感度を維持します。
●測定値（CPM）は本体に記録が可能です。（ロギング測定モードの場合）
●記録した測定値は付属のUSBケーブルおよび通信ソフトにより、テキスト形式でPCに取込み、保存が可能です。^※
●測定中は濃度に応じた電圧またはパルスが出力されます。
●電源は乾電池またはACアダプターが使用可能です。
●市販の三脚に取り付けることができます。



■操作パネル

①	液晶ディスプレー
②	電源スイッチ
③	質量濃度スイッチ：ダウンタイマー測定後に押すと、カウント数(CPM)を質量濃度(mg/m3)に変換して表示します。
④	時間設定スイッチ：測定時間の設定、モード切替え
⑤	開始／停止スイッチ
⑥	排気口(カバー付)：測定の際、カバーを下へスライドさせて空気を取り込みます。 バックグラウンド測定と感度合わせの際は、上にスライドさせ採気口をふさぎます。
⑦	測定／感度合わせ切替えノブ

■寸法図


■仕様

※動作可能OS 日本語Windows98/Me/XP
※作業環境測定でお使いの場合は、日測協較正付をお勧めします。

■オプション