季節商品(夏)

●換気扇のオン／オフ（または強／弱）をコントロールすることで、冷暖房費およびCO2排出の大幅な削減ができ省エネを実現。
●通常の使用では、感度設定等、わずらわしい操作は一切不要。
●壁埋め込み型スイッチボックスに取り付けられるので、オフィス等の壁面にすっきりと収納可能。
●自動タイプと自動/手動切替タイプが選択可能。

■オフィスや学校などでは多くの場合、換気扇を回しながら冷暖房を行っています。
それは、窓を開けたまま冷暖房をすることと同じで、冷暖房のエネルギーに無駄が生じます。
しかし、閉め切った状態でいると、ヒト代謝によるガスやニオイなどで空気が汚れてしまいます。
冷房時、換気扇CO2制御機がない場合、エアコンの効率が悪く、冷暖房が高くなり、CO2排出量も増加します。


●換気扇CO2制御機を使用すると

■空気の汚れに応じて換気扇の運転をコントロールすることで、無駄な換気を防ぎます。
換気量を抑える事ができるので冷暖房の効率がよくなり、冷暖房費とCO2排出量を大幅に削減できます。
・空気が汚れている時⇒強運転(またはオン)
・空気が汚れていない時⇒弱運転(またはオフ)
冷房時、換気扇CO2制御機がある場合、空気の汚れに応じて換気扇を回すので、冷房費とCO2排出量を大幅カット。


■モニター結果　外気導入量削減率70%の根拠
下図は、大阪市内のオフィスでのモニター実験結果です。
勤務時間中の8時間換気扇を常に回した場合と比較すると、換気扇CO2制御機を使用した場合は約30%しか換気扇を運転しませんでした。つまり、約70%の外気導入量を抑えたことになり、その分冷暖房の省エネにつながります。
●換気扇CO2制御機による外気導入量の削減率


■空気汚れセンサ
VOC・ニオイ・ヒト代謝ガスを高感度に検知
室内の空気中には、微量のVOC(揮発性有機化合物)や各種のニオイ成分、ヒトの呼気に含まれる代謝ガスが混ざりあっています。
私たちはこれらの成分が多いときに空気の汚れていると感じます。
空気汚れセンサは、これらの空気の汚れの成分を高感度に検知します。
また、ヒトが要因となる空気汚れに関しては、空気汚れセンサの出力とヒト代謝によって発生するCO2濃度には相関がみられます(特許出願中)
※厚生労働省が定める指針値レベルのVOCを検知するのではありません。

●各種ガスに対する感度特性(代表値)


●空気汚れセンサーの検知範囲


■実験結果
下図の通り、換気扇CO2制御機出力はヒト代謝によるCO2の濃度に相関が見られます(図中①)。
これに加え、VOCなどの化学物質(図中②)やニオイ(図中③)も検知します。
●小学校教室での換気扇CO2制御機出力とCO2濃度


■CO2センサ
NDIR(非分散型赤外線)式センサーでCO2を高精度に検知
CO2は特定波長の赤外線を吸収する性質があり、NDIR式CO2センサーはこの性質を利用してCO2を検知します。
このセンサは、温度や湿度、VOCなどの影響を受けない為、CO2を高精度に検知することが可能です。
●CO2センサの感度特性


■用途
学校やオフィス、病院、福祉施設などでの冷暖房費およびCO2排出の削減による省エネ

■タイプ

MC1U-03CS	MC1U-05CS

■寸法図 MC1U-03CS/MC1U-03SS/MC1U-05CS/MC1U-05SS



■仕様