防水型無線温度ロガー
■特長
●スマートフォンやタブレットで離れた場所から温度を確認
無線通信（Bluetooth）で離れた場所から測定値を確認できます。
※本器をご使用になるには、スマートフォンなどの携帯端末が必要です。
製品に携帯端末は含まれていません。
●ロガー機能
測定値を記録し、専用アプリにダウンロードしてグラフ表示ができます。
ダウンロードしたデータはCSVファイルとしてメール送信ができますので、パソコンでの保存・解析も可能です。
●複数台の同時接続
携帯端末1台に対して、最大8台の本体を同時に接続できます。
また、本体1台に対して、複数台の携帯端末を同時に接続できます。
専用アプリを使用して、複数台の携帯端末で本体データの情報共有が可能です。
●広い温度測定範囲
-50～150℃の測定範囲
低温から高温まで、広範囲の温度測定が可能です。
●高い防水性
本体はJIS C 0920 IPX5に準拠のため、屋外でも使用できます。
センサ部はJIS C 0920 IPX7に準拠。センサパイプからコード部まで常時水没してご使用できます、
●警報機能
上下限設定値を超えた時に専用アプリにお知らせします。
■製品概要
防水無線温度ロガーは防水性能を備えた無s年通信機能搭載のデータロガーです。
・Bluetooth機能が付いたスマートフォンなどの携帯端末と無線で通信します。
・携帯端末にインストールした専用アプリを使用して、本体の各種設定・測定値・ロガー機能による記録データの取得をおこないます。
・本体と携帯端末は複数台で同時接続が可能であり、複数の測定場所の温度データを表示、取集できます。
注意：本器は電波法適合製品です。日本国内専用で海外でのご使用はできません。
■機能
●端末1台で最大8台の本体との接続が可能です。
また、本体1台に対して、複数台の端末との接続が可能です。
●モニターする本体を自由に選択できます。
組み合わせもかぬおです。
●端末画面では接続中の本体1台ごとの簡略した最大8台の情報を一覧表示できます。
(注意)
本体1台に対して複数台の端末を接続可能ですが、端末と本体の円滑な通信のため、端末と本体の接続数は8台程度を目安としてください。
●第三者に測定中の値およびデータ記録を見られることはありません。
端末と本体は以下の条件でリンクします。
端末に専用アプリがインストール済みであること。
接続した端末と本体をペアリングしてあること。
■無線到達距離
遮蔽物のない見通しの良い直線で約30mです。
ただし、遮蔽物がある場所へ本体を設置する場合、電波の到達距離が大幅に短くなる、あるいは通信できない場合があります。
・例：冷蔵庫のドア材質、厚さ、庫内での本体設置場所などで、電波の到達距離が変わります。
・本体を水没させての使用はできません。
・地中などに本体を埋めて設置の場合、通信距離が極端に短くなる、あるいは深さによって通信できないことがあります。
■温度に対する高い反応性
温度を測定するセンサ部は外出し構造です。
室内環境の温度測定だけでなく、水温測定、冷蔵・冷凍庫内の温度測定、地面に埋め込み地温測定など、幅広い用途で温度測定、記録が可能です。
■電波OFFモードを搭載
本体の電波送信を手動でOFFにできます。
・電波の制限がある環境（航空機など）でも記録が可能です。
・電波を送信せず、温度記録のみの要とに使用する事も可能です。
■長期間の測定、記録に対応
記録間隔などの条件により電池寿命は異なりますが、アルカリ電池使用時約1年間の電池寿命です。
また、回転フタの採用により、ドライバーなどの工具不要で容易に電池交換が可能です。
■LED表示機能
本体上部LEDの色や点灯タイミングで本体の状態をお知らせします。
本体が記録状態のときのLEDの色は、専用アプリで個別に設定することができますので、複数台使用時の識別に便利です。
また、LEDの明るさは5段階に変更可能であり、消灯する事も出来ます。
専用アプリで設定したLEDの色と明るさ、他の携帯端末でも共有されます。
■専用アプリ
●専用アプリはApp Store、またはGoogle Playより最新バージョンを入手できます。
●専用アプリの画面では最大8台の本体情報を表示します。
（携帯端末の画面サイズ(縦横比)の違いにより、1画面6台表示の場合があります。）
画面をタップすると、本体1台ごとの詳細画面を表示します。
●記録モードと記録間隔
本体1台ごとの設定と確認が端末の詳細画面から可能です。
記録モードは2種類から選択できます。
「ワンタイム」：メモリが一杯になると記録を自動で停止します。
「エンドレス」：メモリが一杯になると先頭データから上書きして記録を継続します。
記録間隔は1分から60分までの6種類から選択できます。
メモリ容量は8960データ、記録間隔60分で約1年の記録が可能です。
●CSV型式で記録データを保存
専用アプリを使用して、記録データをCSV型式でパソコンなどへメール送信ができます。
表計算ソフトなどでデータ解析・保存が可能です。
■仕様
| 品番 |
MC15K-431S |
| 測定範囲 |
-50.0～150.0℃(※1) |
| 測定精度 |
±1.0℃ （0.1～40.0℃）
±1.5℃ （-15.0～-0.0℃、40.1～65.0℃）
±2.0℃ （-30.0～-15.1℃、65.1～150.0℃）
±3.0℃ （-50.0～-30.1℃） |
| 分解能 |
0.1℃ |
| サンプリング |
約60秒（通信は1.2秒毎） |
| 無線規格 |
Bluetooth 5.1 |
| 無線周波数 |
2.4GHz帯（2402～2480MHz） |
| 通信距離 |
約30m（遮蔽物のない見通しの良い直線の場合） |
| 使用環境条件 |
-15～65℃ （結露なきこと） |
| 防水性能 |
本体：JIS C 0920 IPX5に準拠
センサ部：JIS C 0920 IPX7に準拠
（防噴流型：あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない） |
| 電源 |
単3形電池 3本 |
| 電池寿命 |
約1年
（記憶間隔：60分、LED明るさ：設定3、常温測定、アルカリ電池使用時） |
| 材質 |
ケース：ABS樹脂
ラバー（ケース上部）：TPE樹脂
感温部：SUS304
コード：シリコン |
| 寸法 |
本体：約(φ)68 x (H)98mm
感温部：約4×φ100mm（先トガリ）
コード：約φ3×2m |
| 質量 |
約194g （電池含む） |
| 付属品 |
取扱説明書、単3形アルカリ電池 3本、スタンド1個、ハンドストラップ1本 |
※1 センサパイプからセンサコード部分まで常時水没してご使用できます。
(常時水没の場合は、0～100℃の範囲内でご使用ください
一般空気(気体)を測定する場合や、センサパイプのみ水没して使用する場合は-50～150℃でご使用できます。)
液体に含まれる成分によってはセンサパイプ部が腐食(劣化)することがあります。
センサ部に影響を与える液体（溶液）で使用しないで下さい。
※本器をご使用になるには、スマートフォンなどの携帯端末が必要です。製品に携帯端末は含まれていません。
※電波の通信状況は環境によって変動します。電波状況を確認した時に状態が良好でも通信を保証するものでは有りませんので、周囲の環境等の変化により通信が失敗することがります。
