風速計

●本風向風速計は、遠隔に設置した風向風速発信器により常時設定される風向/風速信号を受信します。

● 16方位に配列したLEDによる風向ドット表示、およびデジタルメーターによる平均風速及び瞬間/最大瞬間風速の切替表示を行います。

● 各要素は出力機能によりDC信号として交換出力します。

■特長
●ブラシレス構造の採用とプロペラやボディのプラスチック化により、起動風速が0.3m/sと低く微風(0.4m/s)から強風(70m/s)まで測定します。
●風速変動に対する追従性が飛躍的に向上し､距離定数は4.0m以下｡(従来型8.0m）
●発信器から直線化されたアナログ信号を出力しますので､データロガー・記録計にダイレクトに接続。
●本体重量は3.2kgと小型軽量化(従来型5.9kg)。また取付方式は差込式とし、鋼管製の支柱に差込固定するだけなので､高所における脱着作業も簡単です。（オプションにより、従来のフランジ取付方式も可能です｡)
●発信器から直接4～20mAを出力しますので、エ業プロセス制御アプリケーションに最適です。
また､信号の取り出しには磁気パルス(風速)、光エンコーダ(風向)を採用し、周囲温度の影響や経年変化の少ない高い信頼性を維持しています。

●風向風速発信器は、電流信号型とAC発電式を選択できます。
●電源は AC100Vと DCの選択ができ、 DC電源は12/24Vのバッテリーでの使用が可能です。
●瞬間風速は世界気象機関(WMO)と気象庁の標準である｢3秒間平均風速方式｣を採用しています。
●平均風速は1～600秒間で自由に設定できます。
1秒間平均風速設定でより瞬時値に近い風速表示も可能です。
●内部処理にて「単位ベクトル風向・風速」の表示・出力ができますので、気象統計や研究者向けのデータロガー変換器
としてもご利用が可能です。
●入手が容易なSDカードによるデータロガー機能を標準装備にしました。
●アイソレーションされていてノイズの影響が少ない4-20mA出力が標準装備です。
●警報接点も4chを標準装備し､さまざまな用途でご利用が可能です。（無電圧メーク(A)接点）
●RS-232Cに出力を標準装備していますので､別途観測ソフトを使用してPCパソコンに表示やデータ保存が可能です。

■新しいベーシック
単位ベクトル風向・風速の表示・出力が可能。
さらにSDカードによるデータロガー機能が標準装備された新しいベーシックタイプの誕生です。

	①出力 RS-232C 別途ソフトでPC表示・保存可能
	②警報接点4ch 標準装備されてるので、様々な用途で使用可能
	③電源交直両用 電源：AC100V or DC12/24V

■仕様
遠隔に設置した発信器によって測定した風向・風速信号をケーブルにより指示器へ高精度に伝送し、風向・風速の測定を行います。(SDカードで記録)
●発信器

■各部名称

	①視覚性 風向16方位に配列したLED表示 風速を上下2段のデジタルメーターで瞬間/最大間風速の切換えおよび平均風速を表示
	②世界・日本標準 世界気象機構(WMO)と気象庁の標準である 3秒間平均風速式を採用
	③平均風速 平均風速は1～600秒間で自由設定 1秒間平均風速設定で瞬間値に近い風速表示も可能
	④ベクトル表示 単位ベクトル風向・風速表示・出力 データロガー変換器として利用が可能
	⑤SD保存 SDカードによるデータロガー機能を標準装備
	⑥ノイズ対策 アイソレーションされていてノイズの影響が少ない 4-20mA出力を標準装備

■外観・寸法




■オプション
●自立ポール