M7SLM-8611Nシリ-ズ サウンドレベルメータは、大型カラー液晶タッチパネルの採用により、操作を大幅に改善し、わかりやすく直感的な操作で計測を開始することができる騒音計です。
M7SLM-8611Nシリ-ズ は、本来の騒音レベルの測定や演算を行うこと以外に、測定中に「音を聞きながら計測する」ということも可能です。
音を聞くことで、対象物の状態を確認したり、音源探査、確実に録音できたかを確認できるようになりました。
失敗の許されない測定現場で、安心・確実な計測を行うことができます。
また、オプションを装備することで、サウンドレベルメータ(騒音計)としてのみならず、サウンドアナライザー、周波数分析や、サウンドレコーダー* へと進化します。
(*オプション)
M7SLM-8611Nシリーズ サウンドレベルメータ1台で、騒音測定、音の収録、周波数分析、異音の音源探査が可能となり、測定作業の効率を大幅に向上させることができます。
さらにM7SLM-8611Nシリーズで保存したデータとメーカーの多彩な分析ソフトウェアと組み合わせることで、『波形解析』、『音質評価』、『変動音解析』、『音の周波数シミュレーション』が可能となります。

■特徴
精密騒音計(クラス1)広帯域タイプ/M7SLM-8611N
クラス1
広帯域タイプ
超低周波音から可聴域を測定する方に
測定周波数範囲:10 Hz - 20 kHz / 1 Hz~20 kHz (超低周波機能有効時※2)
測定レベル範囲(JIS、IEC)A :24~138 dB
自己雑音レベル A :16 dB 以下
精密騒音計(クラス1)高感度タイプ/M7SLM-8811N
クラス1
高感度タイプ
無響室などで、小さな音を測定する方に
測定周波数範囲:10 Hz - 20 kHz
測定レベル範囲(JIS、IEC)A :20~128 dB
自己雑音レベル A :12 dB 以下
●ハンドストラップ付属
測定使用時、本体落下を未然に防ぎます
●サイズダウン
前機種から、35% の小型化を実現。手の小さい方にも優しい設計、持ちやすさを追求したデザインです
●4.3インチカラー液晶
重ね書き表示も明快にできます。レンジオーバーを赤色で警告します
●収録スタートもタップ1つ
演算データやレコーディングが、スタート(自動メモリ保存用)を1タップすることにより開始されます
●リスニング機能搭載
マイク(騒音計)を音が大きく聞こえる方へ向けることで数値だけではなく、聞きながら音を実感できます。
●長時間計測を実現
アルカリ電池使用時 約12時間、USBからの給電も可能です
●タッチパネルで直感的な操作
演算切替、レンジ切替、測定時間など表示をタップする事により変更が可能です
●ホームキー搭載
ホームキーを押すと基本画面に戻ります
●キーロック機能
ホームキーを長押しでキーロックが可能です
●防風(ウィンド)スクリーン補正機能
防風スクリーンを使用して測定する場合、装着の影響を補正することができます
●日本語切替表示
日本語/英語 表示切替が可能です
●画面撮りに便利なキャプチャ機能
キャプチャした画像を出力することができます
●外部電源ON/OFF機能
装置に組込 外部電源と連動させ ON/OFF する場合、スイッチ切替で可能です
■標準機能
●SINGLEモード、DUALモード、QUADモード 表示
異なる周波数重み付け特性や時間重み付け特性の組み合わせで同時に2つ(DUAL)、4つ(QUAD)の演算値を表示することができます。
A特性とZ特性の値など、異なる重み付け特性の測定結果の比較に有効です。
●リスニング機能(Phone出力)
音を聴きながら計測が可能
・無響室での測定や遠隔場所の測定に有効
・環境騒音などで遠隔場所の監視などに有効
●1/1 リアルタイムオクターブ分析機能
RTA1/1モード
周波数分析モードの一つで、オクターブバンドに分けた表示です。
縦軸が音圧レベル(音の大きさ)、横軸が周波数(音の高さ)になります。
どの高さの音が大きいかひと目で見ることができます。
また、RTA1/1のメモリデータとMAINデータを重ね書きし、比較することもできます。
●Filter1/1モード
オクターブバンドフィルターを通した音を聞くことで、騒がしい現場でも気になる音だけを聞くことが可能です。
マイクをかざし、異音の音源を探査するのに役立ちます。
また、Allpass(全帯域)と Bandpass(特定バンド)の音圧レベルを比較することができます。
| 適合規格 |
IEC 61260-1:2014 Class1 / JIS C 1513-1:2020 クラス1 |
| 分析バンド |
16 Hz ~ 16 kHz(11バンド)、Allpass1、Allpass2
※超低周波機能有効時は、1 Hz~16 kHz(15バンド)[リストのみ], Allpass1, Allpass2 |
| 演算項目 |
Filter Mode(Bandpass、Allpass切替) ・・・Lp、Leq、LE、Lmax、Lmin、Lpeak、
LNリスト
RTA Mode ・・・ Lp、Leq、LE、Lmax、Lmin (Main) |
| 計測レンジ |
ノーマルレンジ(ワイドレンジ は非対応) |
| メモリモード |
Manual、Auto、Logging、Record* ( *LA-0704装着時 ) |
●オーバーレイ機能 RTAモード *
オクターブ機能には、オーバレイ機能(OVERLAY)があり、RTAのメモリデータと測定データ(生データ)を重ね書くことができます。
●暗騒音補正機能 RTAモード *
騒音測定で、現場の暗騒音補正をしたい場合に使用することができます。
●暗騒音補正とは
測定対象機器を作動している状態で測定した音圧レベルは、対象機器からの音と暗騒音を合成した値になります。
この測定値から暗騒音の影響を差し引いて対象機器の放射音圧レベルを算出することを、暗騒音補正と呼びます。
※注意が必要な点
暗騒音値の測定では、十分安定した値になることが重要です。
周波数バンドでは暗騒音のデータの方が大きくなると補正ができず表示がされません。
*RTA1/3でも、オーバーレイ機能、暗騒音補正機能の使用が可能です。
■便利機能
●校正履歴機能
騒音計の性能を確認する作業として「校正」が重要視されます。測定前の騒音計チェックには「音響校正(音響校正器による確認)」を行います。その場合、校正履歴があると非常に管理をしやすくなります。
・使用する推奨校正器を騒音計に登録ができる。
登録項目:使用校正器の型式、校正レベル値、製造番号
・校正モードをOKで完了すると、自動で、校正データが内蔵メモリに保存される。(max約100回程度)
その校正履歴データは、SDカードに出力することができる。(.CSV形式)
保存項目:(校正値、調整用VR位置、使用した音響校正器/内部基準信号、校正日時)
※使用する校正器を登録し、選択が必要。
■タイプ
| M7SLM-8611N |
M7SLM-8811N |
 |
 |
■インターフェイス

■付属品
●キャリングケース


■仕様
| 品番 |
M7SLM-8611N |
M7SLM-8811N |
| 計量法型式承認番号※1
|
第TF229号
第TF227号 |
第TF2210号
第TF228号 |
| 適合規格 |
JIS C 1509-1: 2017 クラス1
JIS C 1516: 2020 クラス1
IEC 61672-1:2013 Class 1
ANSI S1.4-2014/Part1 Class1 |
| 測定周波数範囲 |
10 Hz~20 kHz
1Hz~20kHz
(超低周波機能有効時※2) |
10 Hz~20 kHz |
測定レベル範囲
(JIS、IEC) |
A: 24~138 dB
C: 32~138 dB
Z: 38~138 dB
Z: 50~138 dB
(超低周波機能有効時)
G: 35~138 dB
(超低周波機能有効時) |
A: 20~128 dB
C: 28~128 dB
Z: 34~128 dB |
| 自己雑音レベル |
A: 16 dB 以下
C: 24 dB 以下
Z: 30 dB 以下
G: 27dB以下
(超低周波機能有効時) |
A: 12 dB 以下
C: 20 dB 以下
Z: 26 dB 以下 |
| マイクロホン |
MI-1271 |
MI-1281 |
| マイクロホンプリアンプ |
MI-3270 |
| リニアリティレンジ |
ワイドレンジ: 110 dB
ノーマルレンジ: 80 dB |
| レベルレンジ |
20~130 dB(wide)
60~130 dB
50~120 dB
40~110 dB
30~100 dB
20~90 dB
10~80 dB |
10~120 dB(wide)
50~120 dB
40~110 dB
30~100 dB
0~90 dB
10~80 dB
0~70 dB |
| 基準レンジ |
50~120 dB |
時間重み付け特性
例:LAF |
F(速い)
S(遅い)
I(インパルス)
10 ms
10 s
(超低周波機能有効時) |
F(速い)
S(遅い)
I(インパルス)
10 ms |
周波数重み付け特性
例:LAF |
A、C、Z、G特性
(超低周波機能有効時) |
A、C、Z 特性 |
| 測定項目 |
Lp、Leq、LE、Lmax、Lmin、Lpeak、
LN(L5、L10、L50、L90、L95、Lhigh、Llow、
Lave任意の2個のLN値) |
| サンプリング間隔 |
15.6 μs (Lp、Leq、LE、Lmax、Lmin、Lpeak)、100 ms (LN) |
| 測定時間 |
例:毎正時10分の繰り返し計測で24時間測定する場合、
M.T:10 min、P.T:1h、T.T:24h となる |
|
計測時間 |
手動(OFF)
任意設定 0.1~199 hour 59 min 59.9 sec まで
分解能:0.1 sec |
| 周期時間 |
1 min~24 hour まで
分解能:1 min |
| 全測定時間 |
0.1 秒~999時59分59.9秒 まで
分解能:0.1 sec |
| スタート種類(スタートモード) |
マニュアルスタート、タイマースタート、カウントダウンスタート、レベルスタート |
| 表示器 |
カラーバックライト付き
4.3 インチ液晶表示器(タッチパネル対応) |
| 表示機能 |
デジタル表示 |
4 桁/分解能 0.1 dB /表示周期 1 s |
| バーインジケータ |
ワイドレンジ:表示範囲 100 dB
ノーマルレンジ:表示範囲 70 dB |
| 電池残量表示 |
4段階表示 |
オペレート
モード |
(オンライン)
モード |
標準:SLM-Single、Dual、Quad、Filter1/1、RTA1/1
オプション:Filter1/3(M7SLM-8X11N-LA813F)
RTA1/3(M7SLM-8X11N-LA813F)
FFT(M7SLM-8X11N-LA814F)
LSIM(M7SLM-8X11N-LA818F)
SQE 定常音(M7SLM-8X11N-LA819AF) |
オフライン
モード※3※4
|
標準:SLM-Single、Dual、Quad、Filter1/1、RTA1/1
オプション:Filter1/3(M7SLM-8X11N-LA813F)
RTA1/3(M7SLM-8X11N-LA813F)
FFT(M7SLM-8X11N-LA814F) |
重ね書き表示
(Overlay) |
重ね書き表示 |
標準:RTA1/1
オプション:RTA1/3(M7SLM-8X11N-LA813F) |
暗騒音補正
表示 |
標準:RTA1/1
オプション:RTA1/3(M7SLM-8X11N-LA813F) |
| メモリ機能 |
メモリモード |
MANUAL(CSVファイル)
AUTO(瞬時値、演算値、CSVファイル)
LOGGING(瞬時値 10 ms or 100 ms、CSVファイル)
RECORD(WAVEファイル:64 kHzサンプリング)※3
|
パネル
コンディション
メモリ |
内蔵メモリ および SD/SDHCカード
内部メモリ:任意書換え 5個、EZコンディション5個、
電源OFF時のコンディション1個
SD/SDHC:個数はSD/SDHCカード容量による |
| 簡易測定モード |
5モード
EZ1:LAeq+LCpeak
EZ2:Record
EZ3:Logging 100 ms
EZ4:NC、EZ5 |
| 時計機能 |
内蔵(年/月/日/および時:分)
連続動作時間:約1年
(充電時間:完全放電状態から24時間) |
| 校正履歴機能 |
内蔵メモリ、保存点数:約100点
校正値、調整用VR位置、使用した音響校正器/
内部基準信号、校正日時 |
| レジューム機能 |
内蔵メモリに測定コンディションを保存 |
| 校正 |
基準信号
(外部機器
接続時の
ための出力) |
内部発信器による電気的校正(1 kHz 正弦波)
ノーマルレンジ:フルスケールの-6dB、
ワイドレンジ:フルスケールの-16dB |
| 推奨校正器 |
M7SLM-8X11N-SC3711
M7SLM-8X11N-SC3611A |
| 出力/入力 |
Phone 出力
(ヘッドホン
出力) |
実音、または収録音(再生音)1/1オクターブFilter(標準機能)
1/3オクターブFilterモード(M7SLM-8X11N-LA813F)使用時は、
選択された1バンドの実音、または収録音(再生音)。
レベルシミュレータ(LSIM:M7SLM-8X11N-LA818F)の「UD」
選択時はレベル編集音、「AP」選択時は実音
最大出力:0.03 mW( 63 Ω:1 kHzにて)
コネクター:ステレオΦ3.5 |
| AC 出力 |
A/C/Zのいずれかを画面(Main)に連動して出力 |
| AC出力レベル |
出力レベル:
0.707 Vrms±5 %(ノーマルレンジ)
2.236 Vrms±5 %(ワイドレンジ)
レンジフルスケール入力、1 MΩ 負荷時
歪率(レンジフルスケール):0.2 %以下
負荷抵抗 :10 kΩ以上
オフセット電圧:±30 mV以内、
出力インピーダンス :50 Ω±2 % |
| AC/DC 出力 |
DC、AC-Z、Through の切り替え |
| DC出力レベル |
2.5 V±20 mV(ノーマルレンジ、ワイドレンジ)
レンジフルスケール入力、1 MΩ 負荷時
スケールファクター:0.25 V±10 mV/10 dB
負荷抵抗:10 kΩ以上、
出力インピーダンス :50 Ω±2 % |
AC-Z出力
レベル |
出力レベル:
0.707 Vrms 5 % (ノーマルレンジ)
2.236 Vrms±5 % (ワイドレンジ)
レンジフルスケール入力、1 MΩ 負荷時
歪率(レンジフルスケール):0.2 %以下
負荷抵抗 :10 kΩ以上
オフセット電圧:±30 mV以内 |
Through
出力レベル |
0.707 Vrms± 5 %(ノーマルレンジ、ワイドレンジ)
フルスケール入力、1 MΩ 負荷時
歪率:0.2 %以内出力 |
外部
コントロール入力 |
動作:リセットしてスタート
コントロール電圧:無電圧接点入力
入力パルス幅:200 ms以上
絶対最大入力電圧:24.0 V |
レベル判定
出力※5
|
オープンコレクタ
(出力耐電圧:DC+24 V以下、シンク電流:20 mA以下)
「出力ケーブル(MULTI I/O - BNCコネクター 2 m)付属」 |
レベル判定比較
対象 |
SLMモード (Main:Lp)
Filter 1/1、1/3(Main(BP):Lp)
RTA1/1、1/3(AP1:Lp)
FFT(OVERALL:Instant) |
インタ
フェース |
RS-232C |
転送速度:9600、115200 bps
MULTI I/Oケーブル(別売) |
| USB |
Ver2.0:USBハイスピード準拠
USB接続用ケーブル:USB(A)オス-マイクロUSB (B) オス(別売)
機能:コマンド制御、もしくは マスストレージ※6
|
| 外部メモリ |
SD/SDHCメモリカード、最大容量 SDHC 32GB※7
|
適合延長ケーブル
(マイクロホン延長)※8
|
M7SLM-8X11N-AG05Mシリーズ(CE対応は 30 m以内)
(最大延長103 m)
5 mを超えるケーブル延長は、補正機能有り。 |
| 電源 |
単3形( アルカリ乾電池またはNi-MH二次電池)4本
USBバスパワー(動作入力電圧範囲:DC 4.75~5.25 V)
ACアダプター(PB-7090 消費電力 AC100 V時、約7 VA) |
| 外部電源動作機能 |
ACアダプターからの電源供給と連動して本体の電源操作を行う機能。
(外部電源起動モードは、電池では動作しない設定です)
電池ボックス内のスイッチで切り替えが可能(標準機能) |
| 防風スクリーン補正機能 |
防風スクリーン(M7SLM-8X11N-LA1312WS)、
全天候防風スクリーン(M7SLM-8X11N-LA1318AWS)
の影響を補正する機能。
M7SLM-8811Nは、全天候防風スクリーンには対応していません |
| 電池寿命(連続使用)※9
|
アルカリ乾電池LR6:約12時間
Ni-MH二次電池:約12時間 |
| 使用範囲 |
温度 |
-10 ~ 50 ℃ |
| 湿度 |
20 % ~ 90 %RH(ただし結露のないこと) |
| 保存範囲 |
温度 |
-20 ~ 60 ℃ |
| 湿度 |
10 ~ 90 %RH(ただし結露のないこと) |
| 寸法(W×H×D) |
約 90×279×42 mm |
| 質量 |
約 540 g(電池含む) |
| 付属品 |
AC アダプター(M7SLM-8X11N-PB8101AC)※10
信号ケーブル(M7SLM-8X11N-AX612)
防風スクリーン(M7SLM-8X11N-LA1312WS)
ハンドストラップ、単3形アルカリ乾電池4本
キャリングケース(ショルダーベルト含む)
SDHCメモリカード(16G)
取扱説明書(CD版)
セットアップガイド |
※1:計量法(令和3年施行)
※2:M7SLM-8X11N-LA810F 超低周波音測定機能にて対応
※3:M7SLM-8X11N-LA815Fが必要
※4:LSIM(M7SLM-8X11N-LA818F)、SQE 定常音(M7SLM-8X11N-LA819AF)は、Ver4.0以降にて対応。
※5:M7SLM-8X11N-LA816F
※6:ファームウェア Ver.2.0以降にて対応
※7:SDメモリ機能をご使用になる場合には、推奨SDカードをご使用ください。
※8:ここに記載されたケーブル延長距離は、それぞれ当社指定の専用ケーブルを用いた場合です。
※9:操作Mode、メモリMode、バックライトにより使用時間が異なります。
※10:海外仕様のコンセントケーブルは別途お問い合わせください。
※11:メーカーは原則として、出荷時おこなう検定については自主検査により「基準適合証印」を付してこれに代えています。出荷後の製品に対する検定は、メーカーで点検・調整をおこなった後に(財)日本品質保証機構(JQA)に検定を依頼しています。
■オプション機能
1/3リアルタイムオクターブ分析機能/M7SLM-8X11N-LA813F
オクターブバンドをさらに詳細に分けた音の分析や評価が可能です。
1/3オクターブバンドフィルターを通した音を聞くことも可能です。
音では最もよく用いられる分析機能 および フィルターです。
●RTA1/3モード
周波数分析モードの一つで、オクターブバンドに分けた表示です。
縦軸が音圧レベル(音の大きさ)、横軸が周波数(音の高さ)になります。
どの高さの音が大きいかひと目で見ることができます。
また、RTA1/3のメモリデータとMAINデータを重ね書きし、比較することもできます。
●Filter1/3モード
オクターブバンドフィルターを通した音を聞くことで、騒がしい現場でも気になる音だけを聞くことが可能です。
マイクをかざし、異音の音源を探査するのに役立ちます。
また、Allpass(全帯域)と Bandpass(特定バンド)の音圧レベルを比較することができます。
| 分析バンド |
12.5 Hz ~ 20 kHz(33バンド)、Allpass1、Allpass2
※超低周波機能有効時は、0.8 Hz~16 kHz(45バンド)[リストのみ]
Allpass1、Allpass2 |
| 適合規格 |
1/1 オクターブモードと同様のため、ご参照ください |
■FFT分析機能/M7SLM-8X11N-LA814F
FFT分析により、周波数成分ごとに音の大きさを確認することができます。
平均結果の演算や、トリガを掛けて単発音を捉えることも可能です。

●オートメモリに対応
→ 数値データの自動保存が可能
●レコードメモリ(*LA-0704が必要)に対応
→録音しながら、FFT分析が可能
●分解能の向上 800ライン、1600ラインに対応
| 周波数レンジ |
1 k、2.5 k、5 k、12.5 k、25 kHz |
| ライン数(サンプリング点数) |
400(1024)、800(2048)、1600(4096) |
| トリガ |
ON/OFF 回数(1~16 回)/ レベル(40.0~130 dB)、
ポジション(-64点固定) |
| 平均モード |
SUM、MAXhold、EXP(指数) |
| 計測レンジ |
ノーマルレンジ(ワイドレンジは非対応) |
| 対応メモリ |
Manual、Auto、Logging、Record |
| 画面拡大表示(Expand) |
×1、×2、×4 |
※M7SLM-8811Nでは、トリガレベル(30.0~120.0 dB)
■サウンドレコーディング機能/M7SLM-8X11N-LA815F
音声データを収録し、騒音計本体で収録音を聞くことができます。
収録ファイルは O-Solution でオフライン解析することが可能です。

測定現場では、ゆっくり時間をとれないケースも増えてきています。オフライン分析機能により、音をレコーディングして後で分析が可能です。
オフライン分析機能で、Leq などの「再演算」や「再分析」(FFT, RTAなど)が可能です。 ※ さらなる詳細解析は、2次処理ソフトウェアなども取り揃えています。
| メモリモード |
Record |
| サンプリング周波数 |
64kHz |
| 収録時間 |
16 bit使用時(4 GB 約8時間)
24 bit使用時(4 GB 約5.5時間) |
| 収録レンジ |
ノーマルレンジ
(16bit設定のワイドレンジは非対応) |
| ファイル形式 |
wav(音声データ)と
csv(再生用トレンドデータ:1 s間隔のLz)
※ RTA、FFT モードでの分析同時収録も可能 |
■
レベル判定機能/M7SLM-8X11N-LA816F
出力ケーブル(MULTI I/O - BNCコネクター)2m付属

| 比較対象 |
SLMモード(SINGLE/DUAL/QUAD)
MainのLp 瞬時値
Filter 1/1,1/3(BP:Lp),RTA1/1,1/3(AP1:Lp),FFT(OA:Inst)
(演算値は非対応) |
| 設定レベル |
30.0 dB ~ 130.0 dB |
| DELAY設定 |
OFF、10 ms、100 ms、1 s、2 s、3 s、5 s、10 s |
| HOLD設定 |
100 ms、200 ms、500 ms、1s、5 s、10 s、30 s、Manual |
| 出力モード |
OFF、ON(Mode1LOW)、ON(Mode2HI-z) |
■
レベルシミュレーター機能/M7SLM-8X11N-LA818F
問題となる周波数帯域のレベルを下げ、対策後の音(仮想音)を試聴すること、そのオーバーオール値を求めることができます。
対策前の音(原音)と聞き比べて、対策効果を事前にシミュレーションする際に有効です。

| 計測モード |
L SIM |
| 切替表示 |
UD(シミュレーション可能)もしくは、AP(原音) |
| 調整範囲 |
- 50 dB ~ + 20 dB(1dBステップ) |
| 可変レベル対応 |
16 Hz ~ 16 kHz(11バンド) |
| 表示バンド |
11バンド、Overall、Allpass(スルー) |
| 一括編集機能 |
0 dB(リセット用)、- 50 dB(全カット)、UD設定時の表示 |
| MAIN |
オーバーオール値(増減した計算値) |
| リスト表示 |
バンド毎の編集量、および増減後の数値 |
| UD設定の出力 |
Phone 端子 |
| ヘッドホン出力 |
Overall(仮想音)出力 |
| AC出力 |
Overall出力(UD設定の出力) |
| AC/DC出力 |
次のうちから1つ選択
DC出力:Overall出力(UD設定の出力)
AC-Z出力:Z出力(生音のZ特性)
Through出力:マイク出力(生音をレベル化した出力) |
■
音質評価機能/M7SLM-8X11N-LA819AF
騒音レベルの評価で、人の聴感と異なるような場合があります。その場合には、ラウドネス値などの音質評価が非常に有効な手段となることがあります。
ラウドネスは、人が感じる音の大きさの評価に有効です。
シャープネスは、金属的な甲高い嫌な音の成分を見るのに有効です。
CI値* は、時間平均サウンドレベルとシャープネスを加味した値。
環境騒音、機械音(歯科ドリル)に用途では簡便で有効です。
(今後、適用範囲についてはさらに検討されています。)
M7SLM-8X11N-LA819AF 音質評価機能は、定常音を対象にしたものです。
非定常音ラウドネス については、Oscope シリーズ の音質評価ソフトをご利用ください。

* CI(コンフォートインデックス)とは、桑野園子* 先生の研究による音の評価量の一つ。
CI は、「シャープネス値」と「A特性時間平均サウンドレベルの 1/10」を加えた値。
環境騒音、機械騒音の相関例があり、耳障りな音の評価量として有効と考えられている。
現在も適用範囲の検討がなされており、参考値としてご使用ください。
桑野園子*(工学博士) 大阪大学名誉教授 日本音響学会会長、日本騒音制御工学会副会長、国際音響学会副会長などを歴任
■超低周波音測定機能/M7SLM-8X11N-LA810F
人間の耳では聞こえない超低周波音(1~20 Hz音)の計測も可能
| 測定周波数範囲 |
1 Hz~20 kHz
(測定モード切替により、10Hz~20kHzまたは、1Hz~20 Hzの計測が可能) |
| 周波数重付け特性 |
G特性選択可能 |
| 時間重付け特性 |
10 s選択可能 |
| 適合規格 |
ISO7196:1995 Acoustics -
Frequency-weighting characteristic for infrasound measurements |
| 対応モード |
SLM-Single、Dual、Quad、Filter1/1、RTA1/1 、Filter1/3(LA-0702)、
RTA1/3(LA-0702)、FFT(LA-0703) |
※M7SLM-8611Nにのみ搭載可能です。
■オプション
| M7SLM-8X11N-SC3711 |
M7SLM-8X11N-SC3611A |
 |
 |
| M7SLM-8X11N-SC3231A |
M7SLM-8X11N-PB8101AC |
 |
 |
| M7SLM-8X11N-LA1318AWS |
M7SLM-8X11N-AG05M |
 |
 |
| M7SLM-8X11N-P5MIF |
M7SLM-8X11N-AX612 |
 |
 |
| 品番 |
品名 |
備考 |
| M7SLM-8X11N-AG05M |
マイクロホン延長ケーブル(5m) |
|
| M7SLM-8X11N-AG10M |
マイクロホン延長ケーブル(10m) |
|
| M7SLM-8X11N-AG20M |
マイクロホン延長ケーブル(20m) |
|
| M7SLM-8X11N-AG30M |
マイクロホン延長ケーブル(30m) |
|
| M7SLM-8X11N-AX612 |
アナログ信号ケーブル |
|
| M7SLM-8X11N-L100TP |
三脚(全高1543mm) |
|
| M7SLM-8X11N-LA1312WS |
防風スクリーン |
|
| M7SLM-8X11N-LA1318AWS |
全天候防風スクリーン |
|
| M7SLM-8X11N-LA810F |
超低周波音測定機能 |
詳細はこちら
|
| M7SLM-8X11N-LA813F |
1/3リアルタイムオクターブ分析機能 |
| M7SLM-8X11N-LA814F |
FFT分析機能 |
| M7SLM-8X11N-LA815F |
サウンドレコーディング機能 |
| M7SLM-8X11N-LA816F |
レベル判定機能 |
| M7SLM-8X11N-LA818F |
レベルシミュレーター機能 |
| M7SLM-8X11N-LA819AF |
音質評価機能 |
| M7SLM-8X11N-P5MIF |
マルチインタフェース(MULTI I/Oケーブル2m) |
|
| M7SLM-8X11N-PB8101AC |
ACアダプター |
|
| M7SLM-8X11N-SC3231A |
音響校正器(音圧レベル94dB)クラス2 |
詳細はこちら
|
| M7SLM-8X11N-SC3611A |
音響校正器(音圧レベル114dB)クラス1 |
| M7SLM-8X11N-SC3711 |
音響校正器(音圧レベル94dB)クラス1 |
| M7SLM-8X11N-UM1 |
取扱説明書(製本)基本操作編 |
標準付属品の
CDデータの
製本版 |
| M7SLM-8X11N-UM2 |
取扱説明書(製本)技術解説編 |
| M7SLM-8X11N-UM3 |
取扱説明書(製本)インターフェース編 |
| M7SLM-8X11N-UM4 |
取扱説明書(製本)オプション編 |