CO2測定値を手元のiPhoneなどで確認できるワイヤレス二酸化炭素データロガーです。
■CO2濃度と人体への影響
250~350ppm | : | ほぼ外気のCO2濃度 |
250~700ppm | : | 集中力を維持できる快適な室内 ※1500ppm 以下が学校環境衛生推奨値 |
2000~5000ppm | : | 眠気や頭痛などストレスの高い不快な室内 |
5000ppm | : | 長時間滞在の安全限界値 ※40,000ppm以上で脳にダメージ |
■CO2を計測すべき環境
●既にヨーロッパではCO2測定が一般化しています。日本の場合でも法律・規制や、働き方の効率アップなどの目的で注目され始めています。
●大規模なビルやショッピングモールなどの商業施設:建築物衛生法1000ppm以下
●交通機関等の環境管理
客室内のCO2濃度の上昇は乗客の不快感につながります。また運転スタッフの眠気防止にもCO2濃度の管理は有効です。
CO2濃度が3000ppmを超えると眠気が強くなる傾向があります。
●学校や学習塾および会議室等での学習効率と集中力のアップ:文部科学省学校衛生管理基準1500ppm以下
アメリカのローレンスバークレィ国立研究所の研究ではCO2濃度2500ppmを超えると、大きく思考能力が低下すると報告されています。
●冷凍分野における冷媒ガスの監視
フロンガスの規制により、冷媒ガスとしCO2が使用される傾向にあります。CO2濃度を計測することでCO2漏れによる事故を防ぐことに繋がります。
■iPhone/iPadアプリ対応
本センサーのCO2計測値を手元で確認できます。その他、センサーの電池残量確認や設定変更などが可能です。
●BLEによるワイヤレス操作
●最長1年以上のデータロギング
●小型・軽量
●2電源対応
●専用アプリによる機能向上(AppStoreによる配信・アップデート)
■仕様
品番 | M2607N-13112T |
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方式 | NDIR |
測定範囲 | 0~10,000ppm |
ログ間隔 | 3、10、30秒、1、5、10、30分、1時間 |
測定間隔 | 3、10、30秒、1、5、10、30分、1時間 |
精度 | ±30ppm ± 測定値の3% |
動作温度 | -10~60℃ |
電源 | 単三電池2本 または マイクロUSB電源(5V/500mA) |
対応機種 | iPhone/iPad/iPodTouch/Mac |
サイズ | 67x 113 x 27mm |
質量 | 160g(単三電池2本含む) |