におい感度をさらにUP。
測定するにおいの清浄空気と比較した時の相対的強さを、メーカー独自の尺度での数値化をしています。
においセンサーのよくあるご質問
■誰にでも測れる簡便な機能
●電源ONするだけで測定可能です。
●最大32,732data保存(5秒周期で約45.5時間)
●511件分のファイリング
●専用ソフトで自動グラフ化
■特長
各種工場、焼却場、排水処理場やトイレ・ペット臭などのにおい測定に最適です。
● においの相対的な変化を数値表示(においの強弱をデジタル表示)
測定対象にハンディにおいモニターMC19X-ADMS(吸引ノズル)を近づけるだけでサンプリングでき、相対的な変化に応じたにおいの強さレベルをデジタル表示で確認することができます。
(
※1)
● においの強さによってHigh,Lowの2段階切り替え(強度切替機能)
においの強さによって、表示を2段階に切り替えることができます。
においの強さが弱いときは、Lowレンジ(0.0~99.9)で、強い(0~999)ときは、Highレンジを利用することができます。
● においの傾向を数値化(においの傾向がわかる)
2種類のセンサ(半導体センサ×2個)の採用により、においの傾向の把握の参考になる数値(識別情報参考値)をデジタル表示します。
●本機のにおい強度表示値と、官能試験による「臭気強度」「臭気濃度」「臭気指数」との関係
においに含まれるにおい物質(化学物質)に注目し、それに対する半導体ガスセンサの反応・出力を利用して、相対的なにおいの強弱を数値で表すことを主目的としています。その表示される数値はセンサの出力そのものを独自の尺度(係数)から導いたもので、一般的に用いられるにおいの官能試験法による「臭気強度」「臭気濃度」「臭気指数」と本機の表示値には相関性はありません。
●アンモニアだけの測定
アンモニア単一臭をモニターする目的には使えません。アンモニアを代表とすると思われている臭気は、他にもさまざまな種類の悪臭成分(硫化水素、メチルメルカプタンなど)を含んでいる場合がほとんどで、それらの他のガス成分には十分な感度を持っておりますので、トータルでの臭気レベルの管理には問題なくお使いいだけます。
※体臭・汗などの測定には不向きです。
■仕様
品番 |
OMX-SRM |
検知方式 |
半導体ガスセンサ |
サンプリング方式 |
ノズルを通しての連続吸引 |
対象ガス |
エタノール、
アセトン、水素等 |
数値範囲 |
0.0 ~ 999(強度値) |
サブ表示 |
Class 0~90
( においの傾向) |
電源 |
アルカリ乾電池(単3 型x4 本)またはAC アダプタ
※連続測定時の電池寿命約7 時間 |
メモリ容量 |
最大32,732 data 残量%表示 |
メモリ保存ファイル数 |
最大511 件 |
使用温度範囲 |
0 ~ 40℃(結露無きこと) |
保存温度範囲 |
-10 ~ 50℃(結露無きこと) |
外形寸法 |
W74 × L167.5 × D35(突起部は除く) |
重量 |
約250g(電池含まず) |
付属品
(キャリングケース内容) |
吸引ノズル、AC アダプタ、単3 アルカリ乾電池(4本)、USB ケーブル、
空気清浄ユニット、交換用活性炭、各フィルタ、取扱説明書 |
※1:ハンディにおいモニターにおける強度の表示値は、臭気強度、臭気濃度、臭気指数とは直接の相関関係はありません。本機は、測定するにおいの、清浄空気と比較した時の相対的強さを、メーカー独自の尺度での数値化をしています。においは人間の感覚に基づく情報であり、多種多様なにおいを数値化するための画一された尺度、方法はありません。臭気強度、臭気濃度、臭気指数はいずれも臭気の強さを人間の嗅覚を用いて
数値化する臭気官能試験による臭気の表現方法です。
一方、ハンディにおいモニターで表示される「においの強度」はにおいを構成している化学物質に着目し、その濃度で表示する成分濃度表示法の一種として分類される表示方法です。
※2:アンモニア臭が混在している、或いはアンモニア臭での臭気強度表示が必要な方のみご使用いたける機能となります。
※3:公定法といわれる測定方式はFID(水素イオン化方式)とNDIR(非分散型赤外線吸収方式)の2方式のみで、当モニターの方式は公定法ではありません。