WiFi対応の2チャネルの高精度サーミスタプローブを使用したデータロガーで、プローブを設置した場所の温度ををリモートで監視できます。
ボタンを押すと測定中の各チャンネルの最高・最低温度を表示できます。
■特長
●2つのサーミスタプローブによるデュアルチャンネル記録
プローブは付属の160mmYスプリッターケーブルを介してセンサーに接続されます。
●護等級はIP40
ユニットは自立型ですが、付属のブラケットを使用して壁または表面に取り付けることができます。ユニットは、必要に応じてブラケットにクリップで取り付けたり、ブラケットから取り外したりできます。
●無料のアプリを使用してデータロガーを簡単にセットアップ
ソフトウェアはメーカーHPから無料でダウンロードできます。インストールと使用が簡単で、データロガーをWiFiネットワークに簡単に接続できます。
データの保存場所を PC またはクラウドから選択できます。
●上限および下限アラーム
測定中の数値が指定した温度・湿度値を超過した又は下回った場合、本体の画面にアラームアイコンが点滅し、ソフトウェアをインストールしたPCのスピーカーから電子音が作動します。
●WiFiとの接続を失った場合でもデータロガー本体にデータを記録
もし、通信が途切れた場合、アプリケーションまたはCloudと再び通信できるようになるまで測定値を本体のメモリーに保存します(10秒のサンプル間隔で最大30日間)。通信が再開すると自動でデータをストリーミングします。
●このデータロガーはIEEE802.11bgn*(2.4GHz)に準拠しWEP、WPA/WPA2暗号化及びエンタープライズネットワーク(PEAP、TTLS、FAST)をサポートします。
●バッテリー寿命と電源供給
バッテリーは、PC、USB+5VAC/DCアダプター又は付属のUSBケーブルを使用してポータブルUSBバッテリーパックを介して充電できます(ユニットは0~40℃でなければなりません)。
USBアダプターまたはUSBバッテリーパックから連続的に電力を供給することもできます。内蔵バッテリーの充電中は、測定値が影響を受ける可能性があります。
バッテリー寿命は、データの転送間隔、WiFi暗号化方式、WiFi暗号化キーのローテーション頻度(ルーター/アクセスポイントによって決定される)、ルーター/アクセスポイントとWiFiデバイス間の信号強度、他のデバイスからのWiFi接続量と種類、ロギング間隔や動作温度にも影響を受けます。
●校正証明書が入手可能(有償)
温度データロガーの追跡可能な校正証明書サービスを提供可能です。UKAS/NIST認定研究所によって校正された基準機器と、国内または国際標準にトレーサブルな装置を使用して実施します。
■仕様
品番 |
MI1L-101WDTPH |
測定温度範囲 |
-40~+125℃ |
分解能 |
0.01℃ |
精度 |
±0.2℃ (-15~+80℃)
±0.5℃ (その他範囲) |
使用環境 |
20~+60℃
90%RH以下(結露なき事) |
解析ソフト対応OS |
Windows 10、11 |
メモリー数 |
10秒ロギングで約30日間 |
ロギング間隔 |
10秒~12時間に1回で自在 |
データ転送間隔 |
1分~24時間に1回で自在 |
使用電池 |
充電式リチウム電池 |
電池寿命 |
6ヵ月以上 |
サイズ |
82×70×23 mm |
重量 |
約180g |
付属品 |
取扱説明書、USBケーブル、ロガー取付ブラケット、
3mケーブル付きサーミスタプローブ、ソフトウェアCD |
※USB電源アダプター(MI1L-102WTHH-USB5VDC)は付属していません。
■オプション
●USB電源アダプター
USBケーブルを介して最大1Aの安定した5V DC出力を提供します。
品番 |
品名 |
入力電圧 |
出力電圧 |
出力電流 |
MI1L-101WDTPH-USB5VDC |
USB電源アダプター |
100~240V |
5V DC |
0~1A DC |
※USBケーブルは付属してません。