熱中症の危険性を知るためや、労働環境の安全管理に最適なJIS規格準拠の熱中症計です。
全球形黒球(直径40mm)を使用。
■特長
●WBGT(熱中症指数)のアラーム設定が可能 (20 ~ 50℃)
●両側のフックにベルトを通して、本体を装着したり固定することが可能
●使用場所に合わせて屋内(室内IN)と屋外(室外OUT)のモード選択が可能
●市販のカメラ用三脚に取り付け可能(三脚穴ネジ1/4-20UNC)
●WBGT(熱中症指数)、温度、湿度の同時表示・黒球温度は切替表示
●おまかせモードで自動アラームが可能
(日本生気象学会「日常生活における熱中症予防指針」の厳重警戒、危険の範囲で動作)
●アラームブザーの音量切り替えが可能(大・小・オフ)
■用途
●暑熱の作業現場での安全管理に
●屋外や体育館、 学校におけるスポーツの安全管理に
■付属のベルトで装着したり固定したりできます
黒球が前方向に傾斜。黒球が固定物に接触しないため、固定物から熱の影響を受けにくい設計です。
■熱中症指数(WBGT)とは
熱中症指数(WBGT)とはISO7243/JIS Z 8504で規定される国際基準で、熱中症を含む暑熱環境における人が受ける熱ストレスを評価する指数です。
■仕様
表示項目 |
WBGT(熱中症指数)、温度、相対湿度、黒球温度 |
測定項目 |
温度、相対湿度、黒球温度 |
JIS B 7922 精度区分 |
クラス2 |
測定範囲 |
WBGT
(熱中症指数) |
0~50℃ |
温度 |
0~50℃ |
相対湿度 |
20~90%RH |
黒球温度 |
0~80℃ |
表示範囲 |
WBGT
(熱中症指数) |
-2~52℃ |
温度 |
-2~52℃ |
相対湿度 |
0.1~99.9%RH |
黒球温度 |
-2~82℃ |
最小表示 |
WBGT
(熱中症指数) |
0.1℃ |
温度 |
0.1℃ |
相対湿度 |
0.1%RH |
黒球温度 |
0.1℃ |
測定精度 |
温度 |
0.6℃(20.0~50.0℃)
±1℃(0.0~19.9℃) |
相対湿度
(25℃時) |
±5%RH(30.0~90.0%RH)
±10%RH(20.0~29.9%RH) |
黒球温度 |
±0.6℃(20.0~60.0℃)
±1℃(0.0~19.9℃、60.1~80.0℃) |
動作環境
(使用範囲) |
温度 |
0~50℃ |
相対湿度 |
0~90%RH(ただし、結露しないこと) |
風速 |
0.3m/s以上 |
黒球 |
外径φ40mm、厚さ1.8mm、材質 耐熱ABS、放射率0.94 |
WBGT指数の
アラーム設定範囲 |
設定モード 20~50℃(0.1℃刻みで設定可能)
※上限値アラーム設定のみ |
アラームブザー音量 |
大:約70dB、小:約60dB(距離10cm)、ブザーオフ(設定可能) |
電源 |
単4形アルカリ乾電池2個 |
電池寿命 |
約6か月(25℃、アラーム動作なしの場合) |
寸法 |
黒球 |
φ40mm全球形 |
本体 |
67.5(W)×47.5(D)×114.5(H)mm
(ベルト用アタッチメント、黒球含む) |
質量 |
約90g(電池含む) |
付属品 |
取扱説明書、電池(モニタ用)、ベルト、アタッチメント |
【注意】
本製品は熱中症発症を完全に防止できる製品ではありません。熱中症の発症は、温度、湿度、輻射熱などの温熱環境、性別、年齢、既往歴や健康状態などの個人差、運動、労働、日常生活活動などの状況、など様々な要因が作用します。ご使用にあたっては、本製品の特性をよくご理解の上、あくまで目安としてお使いください。
本製品をご使用中、気分が悪くなった場合には、本製品の表示に係わらず、涼しい場所に移動したり、医師の診察を受けるなどの処置をしてください。
また、
本製品は風速0.3m/s未満の環境では正しく測定できない可能性があります。風速が0.3m/s未満の微風あるいは無風速の環境で使用する場合は注意が必要です。
■オプション