ケミカル

最近、駅構内・大規模商業施設などで、従来のバックライトに頼らない安全誘導のパネルが見受けられます。
これらは、蓄光誘導パネルと言われるもので、有事の際の停電でも、人々を安全に誘導する為の手段に用いられています。
身近なものでは時計の文字盤などにも利用されており、電源を必要としない発光技術です。

■特長
●高い耐水性
蓄光剤自体が耐水性なので、経年劣化等に伴う問題が生じにくい優れた製品です。

●高い耐候性
他社比較で5℃耐低温性を高めることに成功し、耐候性に優れています。
JIS規格をクリアーしています。

●早い乾燥
20分程で指触乾燥します。
※硬化乾燥は24時間

●最高グラス高輝度持続
輝度が格段に高く、その能力は、既存トップメーカーA社の約2倍・JIS規格の約9倍もの明るさです。

●高い安全性
ウサギを用いた皮膚一次刺激性スクリーニング試験を実施し、皮膚への安全性をテスト済みです。

●長寿命
論理上の推定値ですが、発光力が半減するのに、17.5年掛かります。
2009年現在のJISの安全標識板の基準を充分クリアー出来る計算になります。


■蓄光と蛍光
蓄光と蛍光との違いは、蓄光は上記のように蓄積したエネルギーを自ら発光させますが、蛍光には蓄積機能がなく、
電子や光を照射された時にだけ光るため、光を遮断された時には発光されません。

■市場規模拡大
●階段での利用
階段に蓄光剤を用いれば、暗闇でも迅速な避難が出来ることが実証されています。
尚、日本国内でも、バスのステップなどに利用され始めています。

●駅ホームでの利用
夜間の停電や地方の暗い駅などで、ホームからの落下防止に有効と考えられます。
尚、既に地下鉄などで蓄光剤を利用しているホームもあります。

●道路交通関連
標識等への利用も有効かと思われます。
尚、左上の写真は、実際に地方自治体からの要望で、路面に標識を書いた時のものです。

●海上利用-船舶
夜間の船舶航行において、「船からの落下回避や船舶同士の衝突事故回避に有効ではないか」と検討頂いておりま
す。

●海上利用-港湾
夜間の、護岸接触回避や車両等の落下防止。防波堤への衝突回避などにも有効と思われます。
その他、ブイや定置網の引掛け防止等にも有効かと考えられます。

■タイプ


■使用例
  

■仕様