途・特長:卓上型・電動脱気シーラー
操作方法:電動・エアシリンダ駆動
包装形態:シール専用&脱気
機種選定目安使用回数/日:電動・エア駆動=1000袋以下
袋サイズ(最大):60cm以下
最新タイプ:Bタイプ
●包装可能な包材(2枚以上あわせての合計):
V-602-CH-10W:PE->0.6mm、PP->0.4mm、NY->0.4mm、PVA->0.4mm、その他ラミネート->0.5mm
●加熱温度コントロール機能標準装備
シール加熱温度:60~250℃
シール冷却温度:40℃~シール加熱温度の範囲
理想的なシール条件が設定できます
オンパルシステム最大の特徴は理想的なシール条件を設定できることです。
加熱温度設定は、高感度の温度センサーによる温度管理とマイコンによる制御によって行われます。
気温や機械温度の上昇に左右されることなく、フィルムが溶ける温度で加熱工程を終了させることができます。
●簡単操作のマイコンコントローラー
作業方法・脱気方法の選択および設定は、すべてマイコンコントローラーで行います。
設定はタッチパネルで簡単に操作できます。
●ヘルプ機能でトラブル対処
液晶画面にメンテナンスモードを表示させることで機械の状態を確認することができます。
メンテナンスモードで点滅している箇所を確認することで修理などトラブル解消を早期に行うことができます。
下記イラストの■は点滅している状態、□は点滅していない状態です。
●最多10種類の作業パターンが登録可能
使用される方が任意にカスタマイズした作業パターンが最多で10種類登録することが可能です。
登録した作業パターンをマイコンコントローラーで呼び出すことで定型作業をいつも同じ条件で行うことが可能です。
●集中排気ダクトフランジ、排気ファンを装備
本体側面に排気ファンを装備しダクトフランジを装着することで機械内部で発生した粒子をクリーンルーム外へ排出す
ることができます。
●テーブル高さ角度が可変
包装する内容物に応じてテーブル(標準装備)の高さ・角度を変えることができます。
■安全対策
●過熱防止装置搭載
a:異常過熱(ヒーターに通電が約3.5秒以上続く)が発生した場合、ブレーカーがOFFになり電源が遮断されます。
b:3秒以内で設定温度に達しないとヒーターの通電を止めてコントローラーの液晶画面に表示します。
●指はさみ防止
万一、指、異物などがシール部に挟み込まれた場合、約1秒以内に加熱工程に移行しないと加圧が解除され圧着レ
バーが初期状態に戻ります。
※1※1:
幼児などの細い指の場合は圧着ローラーが降り切ってしまう場合があります。
●レバーの駆動
レバーの下降はスプリングの復帰力で作動し、シール時には60径シリンダー出力で加圧します。
●異常時復帰操作
レバー下降時、フットスイッチから足を離すと圧着レバーが上がります。
●異常感知自動復帰
レバー下降時、シール部に異物(指など)をはさみ次の工程に移れない場合は、1秒後に初期状態に戻ります。
■仕様
品番
|
V-602-CH-10W |
電源 |
200V |
消費電力 |
2.9KW |
電源コード |
CT.2×3芯×5M 3Pプラグ付 20A 250V
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エア源 |
適合コンプレッサー 0.75KW(80L/min)以上、圧力設定範囲:490kpa |
真空源 |
内蔵ポンプ DOP-80SC(-88.3kpa 40L/min) |
駆動方式 |
エアシリンダー |
プラグ形状※1
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シール方式※2
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上下加熱 |
シール長さ |
600mm |
シール幅 |
10mm
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シール高さ |
床面より180mm |
加熱温度 |
60~250度 |
加熱時間 |
0.1~2.0秒 |
冷却温度 |
40度~加熱温度設定値の範囲※4
|
対応するフィルム
の厚み※3
|
合計0.4mm以下 |
質量 |
55kg |
機械寸法 |
幅675×奥行538(888;テーブル含む)×高さ300mm |
テーブル寸法 |
幅396×奥行き350mm |
シール部カバー |
オプション取り付け可能 |
傾斜スタンド |
オプション取り付け可能 |
別途運賃の要・不要 |
必要 |
※1:機械設置の際、電気工事が必要です
※2:片側下加熱:シール部の下側にヒーター線があります。
上下加熱:シール部の上下共にヒーター線があり、上下から熱を加えることによって、より厚い袋をシールすることが可
能なタイプです
※3:数字は2枚以上の合計ですが、電圧、フィルムの材質により多少変動することがあります
※4:冷却温度は加熱温度より低い数値にしか設定できません。加熱温度に近すぎる数値に設定すると冷却されずに
ヒーター、テフロンなどの部品の寿命が短くなります
※その他:V-602-CH-10Wシリーズは、構造上(ノズル方式で脱気を行うため)-1~-10Kpa(低真空)でのご使用は、到
達真空度の数値が不安定になりますのでお避けください。