ポケットタイプの現場簡易診断用チェッカー。
トラップ・バルブ漏れ、ベアリング診断に活用。
トラップや気体配管のバルブの漏れは自動で簡易判定を行います。
■特長
●日常点検をサポート。超音波・温度を同時計測します。
●ポケットに入れて携帯しやすいコンパクト設計です。
●着脱可能なイヤホン付きです。イヤホンを使用して聴診棒のような使い方が可能です。
●帯域通過フィルター採用により、まぎらわしい外部ノイズをカットするので高精度な超音波計測ができます。
■用途
各種バルブ・スチームトラップの簡易点検
軸受・ポンプなどの簡易診断
■スチームトラップ・バルブを自動で簡易判定
従来品では測定した数字をもとに早見表を使って良否判断していましたが、本器ではラクラク自動判定。
点検作業のスピードアップを実現します。
●トラップ測定時の画面例
■測定終了が一目瞭然LEDインジケーター付
測定時間の終了をLEDインジケーターにて案内します。
■交換時も安心、市販電池を採用
交換のため、手に入りやすい市販電池を採用しました。
■軸受部の振動測定にdB表示を採用
軸受部の振動測定においては、dB(デシベル)単位で表示することにより客観的に振動値を確認できるようになりました。
■暗い場所でも見やすいバックライト付
バックライトが付いたことで、暗い所での作業もずっと見やすくなりました。
読み間違えも少なくなります。
■用途
コンパクトボディで、簡単・スムーズ、そして確実な作業を実現します。
■スチームトラップ診断
流体のリークが生じた部分から発生する超音波を計測することにより、劣化の早期発見が可能となります。
トラップのタイプや圧力、表面温度を考慮し、作動状態を判定します。
不良トラップを減らすことで、工場全体の蒸気漏洩量も削減できます。
<診断項目>
■バルブ診断
気体配管に取り付けられたバルブのシート部において、内部漏れの有無を自動診断します。
また、閉弁の確認にも有効です。
<診断項目>
■軸受診断
軸受に傷が発生した場合や、潤滑不良に陥る状態では、金属どうしの衝突による衝撃波(ショックパルス)が発生します。
発生した衝撃波を振動加速度レベルで測定する事によって、劣化状況を把握することが可能です。
回転機のメンテナンス周期把握のためのデータ収集に活用できます。
■使用例
■先端部分のセンサーで振動と表面温度を同時に測定
先端部に超音波センサーと温度センサーの両方を内蔵。
超音波または振動加速度測定と、表面温度測定が同時に行われます。
■わずらわしい操作は不要、自動スタート、自動終了
測定対象にセンサー部を押し当てるだけで、自動的に測定が開始されます。
一定時間経過後、またはセンサー部を測定対象から離す(ベアリング測定モードのみ)と、自動的に測定が終了します。
■各部名称
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①センサー |
②グラフィックLCD(バックライト付) |
③キーパッド |
④LEDインジケーター |
⑤バッテリーパック(単4形電池×2本) |
⑥イヤホンジャック |
キャップ装着時188mm |
■付属品