単一項目測定用の水質計
見やすい画面とシンプルなデザイン
専用試薬を使用し、濃度をデジタル表示
■特長
●簡単操作
すべての操作は3つのキーでOK。濃度をデジタル表示
●小型軽量
手のひらサイズで重さは約250g(電池別)
●必要な器具が1パック
共通添付品(本体、サンプルセル)に加え、各測定に必要な器具類が収納されています。※測定試薬は別途購入が必要です。
■測定法の概要
インジゴは酸性下でオゾンと速やかに反応し、オゾン濃度に比例してインジゴの青色が退色します。試薬に含まれるバッファーにより、pH2.5 前後に調整されます。さらに試薬に含まれるマロン酸により塩素の影響を除去します。
■仕様
品番 |
MD12DR3-HC6006T |
測定範囲 |
0.01~0.25mg/L |
0.01~0.75mg/L |
測定試薬 |
MD12DR3-HC1182T
(ローレンジ) |
MD12DR3-HC1184T
(ミドルレンジ) |
測定方法 |
インディゴ法 |
光源ランプ |
発光ダイオード(LED) |
検出器 |
シリコンフォトダイオード |
波長 |
固定波長土2nm、モデルで異なる |
バンド幅 |
15nm |
吸光度レンジ |
0~2.5Abs |
測定部 |
セル外径1インチに適合 |
データメモリー |
最新の測定値50データ |
動作環境 |
温度:0~50℃
相対湿度:0~90%(結露なきこと) |
保管温度 |
温度:-20~55℃、
相対湿度:0~80%(結露なきこと) |
電 源 |
単4形アルカリ乾電池4本、約5000回の測定
(測定回数はバックライトの使用により変わります。) |
外形寸法 |
約69(W)×157(D)×34(H)mm |
質量 |
約250g(乾電池含まず) |
標準付属品 |
丸型ガラスセル蓋付き10mL用(2個)
キャリングケース
単4形アルカリ乾電池(4本)
取扱説明書(多言語) |
■サンプルの採取および保存
●サンプルは、採取後すぐに測定してください。時間が経ったサンプルは、正確な測定値を得られません。
●サンプルの採取は丁寧に行い、採取後すぐに測定してください。サンプルを振ったり混ぜたり、温度変化を与えたりすると、サンプル中のオゾン濃度が変化するおそれがあります。
●サンプルを採取後は測定まで静置して保管してください。
■測定手順
①装置の電源を入れます。
測定チャンネルが測定レンジ(LR or MR)に設定されていることを確認します。
②ブランクの準備
50mLビーカーに40ml以上のオゾンを含まない精製水を入れます。アンプル(オゾン試薬)を精製水に入れ、その先端を水中で折り、精製水が入るのを待ちます。アンプルがサンプルで完全に満たされるまで精製水から出さないでください。
③サンプルの準備
50mlビーカーに40ml以上のサンプルを入れます。アンプル(オゾン試薬)をサンプルに入れ、その先端を水中で折り、サンプルが入るのを待ちます。アンプルがサンプルで完全に満たされるまで、サンプル中から出さないでください。
④キャップをしてアンプルを素早く数回上下に反転させて混ぜます。
サンプルにオゾンが含まれる場合、青色が薄くなります。(退色反応
⑤ブランクのアンプルをきれいに拭きます。
⑥ブランクのアンプルをセルホルダーにセットします。
⑦測定部カバーを取り付けます。
⑧ゼロキーを押します。ディスプレイに「0.00」が表示されます。
⑨サンプルのアンプルをきれいに拭きます。
⑩ブランクセルをセルホルダーから取り出し、サンプルのアンプルをセルホルダーにセットします。
⑪測定部カバーを取り付けます。
⑫測定キーを押します。ディスプレイに測定結果がmg/L ozone(O
3)で表示されます。
■試薬の安定性
インジゴ試薬は光に影響を受けるため、冷暗所にて保管してください。インジゴ試薬に精製水またはサン
プルを入れた後、直射日光や蛍光灯の光などにより分解が始まり、徐々に発色状態が変化します。試薬との反応後はすぐに測定を行い、ブランクのアンプル測定は都度行ってください。
■オプション
品番 |
品名 |
測定レンジ |
入数 |
MD12DR3-HC1182T |
小型デジタル水質計試薬(オゾン) |
0.01~0.25mg/L |
25本 |
MD12DR3-HC1184T |
小型デジタル水質計試薬(オゾン) |
0.01~0.75mg/L |
25本 |