■特長
●ワイパーで抜群の洗浄効果
検出窓の洗浄は、ワイパーで拭き取る方式なので確実に汚れが取れ、1ヶ月に1度窓面を確認するだけの簡単メンテで手間がかかりません。
●サファイアガラスでらくらく掃除
傷つきにくいサファイアガラス採用により、メンテナンスの際、窓面をゴシゴシ丸洗いしても大丈夫です。
●設置場所を選ばないコンパクトサイズ
手のひらサイズのコンパクト設計なので、設置場所を選ばず、投げ込み式で簡単に取付できます。
●チェッカーのみで連続測定可能
4-20mAアナログ出力内蔵。用途に応じてさまざまな機器にデータを送れます。
●充実のラインアップ
測定範囲0-100度、0-500度、0-3000度の3タイプをご用意。用途に合わせて選べます。
■タイプ
濁度チェックセンサ M8C-100P/500P/3000P
|
濁度チェックセンサ変換器 M8C-T3
|
濁度チェックセンサ表示機 M8C-100H
|
|
|
|
■仕様
品番 |
M8C-100P |
M8C-500P |
M8C-3000P |
測定範囲 |
0-100度 |
0-500度 |
0-3000度 |
電源 |
DC12V±10% |
消費電流 |
通常時:30mA以下、洗浄時:120mA以下 |
出力 |
アナログ(4-20mA)信号出力:抵抗負荷300Ω以下
4mA: 0FTU
20mA:100FTU(M8C-500Pは500FTU)に対応
自己診断出力:オープンコレクタ(DC12V以下、20mA以下) |
入力 |
校正信号入力 |
洗浄装置 |
両面ふき取り式スイングワイパー洗浄装置 |
洗浄時間 |
電源投入直後に1回洗浄、
以後30分毎に1回洗浄 |
電源投入直後に1回洗浄、
以後10分毎に1回洗浄 |
使用温度範囲 |
0~+40℃(凍結しないこと) |
主要材質 |
SUS316L サファイアガラス EPDM フッ素ゴム POM |
寸法 |
φ32×16mm(横吊り下げアタッチメントを除く) |
質量 |
約930g |
保護構造 |
IP68 水深2m以内(水中型) |
検出器ケーブル長 |
10m |
オプション |
濁度チェックセンサ表示器 (M8C-100H)
濁度チェックセンサ変換器 (M8C-T3)
メンテナンスキット(M8C-MKP)
取付アタッチメント(M8A-1P) |
寸法図 |
|
■オプション
●M8C-T3
濁度チェックセンサ変換器
濁度表示はもちろん、信号出力応答時間・警報レベル設定等が可能です。本機の機能を存分に活かしたよりきめ細かい濁度管理が行えます。
●M8C-100H
濁度チェックセンサ表示機
コンパクトサイズで、シンプル機能の表示器です。刻々と変わる濁度をリアルタイムで表示でき、現場での濁度管理に最適です。
品番 |
M8C-T3 |
M8C-100H |
電源 |
AC100~240V±10% 50/60Hz |
DC12V±10% |
消費電力※
|
通常時:8VA以下
洗浄時:16VA以下 |
通常時:90mA以下
洗浄時:300mA以下 |
表示分解能 |
M8C-100P:0.1
M8C-500P:1
M8C-3000P:5 |
|
出力 |
校正出力 |
校正信号 |
検出器用電源(DC12V) |
検出器用電源(DC12V) |
信号出力
(アナログ4-20mA、抵抗負荷300Ω以下) |
- |
自己診断出力
(無電圧C接点 容量AC240V 1A抵抗負荷) |
- |
警報出力
(無電圧C接点 容量AC240V 1A抵抗負荷) |
- |
使用温度範囲 |
-20~+50℃ 湿度95%Rh以下
(直射日光を避けること) |
主要材質 |
ポリカーボネート |
カバー:PC
ベース・内カバー:AES |
寸法 |
162(H)×240(W)×75(D)mm |
H×W×D=約80×124×58mm |
質量 |
約1.6kg(取付金具含む) |
約33g(取付金具含む) |
保護構造 |
IP65(防噴流形) |
IP65(防噴流形) |
寸法図 |
|
|
※検出器を含む、アナログ信号出力20mA時
品 番 |
品 名 |
価 格 |
|
M8C-100H |
濁度チェックセンサ表示機 |
廃番 |
|
■設置例
工場内のさまざまな所に設置されています。
1.工業用水の取水監視
取水濁度の監視を行うことで、急激な濁度変化によるトラブルを未然に防ぐことができます。
2.製造ラインごとの濁度監視
排水処理に異常が発生した場合、原因となった場所の特定が容易にできます。一次処理施設を監視することで、最終処理施設のより安定した運転が実現します。
3.冷却塔の濁度監視
薬品洗浄後の濁度監視濃度に応じてプロー水量の調節や、ろ過装置の稼働制御が可能です。
4.雨水ピット
高濃度の初期雨水のみを処理施設に送り、処理が必要なくなった時点で河川放流する為のバルプ制御が可能です。
5.工程以外の排水の監視
製造工程だけでなく、浄化槽等その他の排水を監視することで工場排水のトータル管理が実現します。
6.凝集剤の制御
排水の正確な濃度を把握することで、適量の薬剤が投入でき、安定した水質が得られます。
7.汚泥界面の監視
沈殿槽に設置することで汚泥界面の監視が可能になります。2~3段階に分けて設置すればより正確な界面状態を知ることができます。
8.汚泥の越流監視
汚泥が流れ出すのを監視し、排水を停止したり、処理原水に戻したりすることができます。
9.放流水の監視
河川に放流する処理水の最終監視が行えます。