シール機本体のノズルに袋を差し込むだけで真空脱気 → シール → 印字までを一度に行えます。連続挿入することにより、更なる生産効率のアップが見込めます。
袋をノズルに挿し込んで流すと、ノズルが脱気をしながら商品の搬送とともに移動します。
真空ポンプを搭載しておりシールする直前でノズルが抜けるので、標準脱気装置と比べて強力な脱気をすることができます。
真空までは必要ないが、強力な脱気をしたいというお客様に最適です。
※真空ポンプを搭載していますが、完全な真空状態にはなりません。
■特徴
●コンベヤ上を搬送される袋に合わせてノズルもスライドします
●真空ポンプ搭載
標準脱気ではリングブロアを使用していますが、SEV190では真空ポンプを使用しています。そのため、真空に近い強力な脱気をすることができます。
●スピードデジタル表示
モータースピード及びノズルスピードの設定はデジタル式のため、細かなスピード設定が可能です。
●袋センサー切替
近接センサーと光電センサーの切り替えが可能です。
●下側ロング熱板
下側の熱板サイズを長くして熱板上で圧着することにより、従来よりも低温度でのシール作業を実現しました。また、PID制御での安定した温度制御との相乗効果により、高スピードでの安定したシール作業環境をご提供いたします。
●コンベヤ作業台
商品にきちんとノズルを差し込んでからシール機に挿入できるよう、袋入口側のコンベヤ上に作業台を取り付けています。
●ホットプリンタ
商品の賞味期限等の印字が、標準で1~3段まで表示可能です。
袋の厚みに関係なく無調整で印字ができ、プリンタテープの使用間隔を自由に微調整できます。
オプションでプリンターテープが切れたり使い切ると、ブザー音とランプで交換をお知らせする「プリンタテープ切れセンサ装置」や、常時スペアの活字ホルダーをすぐに作動できる温度に保温する装置「活字ホルダー保温器」
もございます。
●袋を溶着する幅「シール幅」は標準で10mmです。オプションで20mmも可能です。
後からシール幅を変更する場合は、機械の部品交換が必要となります。
●シール模様は下図2種類の模様が基本です。
マッチングにつきましてはメールまたはFAXにてご相談ください。
■各部機能(下画像はM83EV190-10ではありません。イメージ画像です。)
1)入口ガイドに合わせて袋を挿入します
2)袋の中の空気を抜きます
3)袋を熱板で溶かしてローラーで圧着します
4)袋のシールした部分を冷却します
5)袋に模様目を入れ、シール強度を上げます
6)賞味期限などを印字します
■仕様
品番 |
M83EV190-10 |
M83EV190-10PS |
高さH |
1010~1210mm |
幅W |
1370mm |
奥行D |
660~715mm |
重量 |
140kg |
使用電力 |
100V |
最大消費電力 |
1500W |
コンベアーベルト幅 |
190mm |
シール幅 |
10mm(標準) |
温度制御 |
デジタル電子調温(PID制御) |
シール温度 |
80~220℃ |
シール能力 |
~15袋 /分
(袋の形状、内容物により変動) |
スピードコントロール |
○ |
真空脱気装置 |
○ |
ガス充填装置 |
× |
印字装置 |
× |
○ |
コンベアースライド |
50mmスライド |
■寸法図(M83EV190-10PS)