●M709Y-10DAは1チャンネル、M709Y-40DAは最大4チャンネルの風速と風温を同時に測定表示します。
●M709Y-40DAは、各チャンネルごとに風速風温プローブの種類と風速範囲の指定ができます。このため測定場所や、測定条件の異なる個所にも応じた計測ができます。
●M709Y-10DAとM709Y-40DAは持ち運びに便利なように取手ハンドルがついています。またこの取手ハンドルはビスを外すことにより簡単に取り外せますので、付属品のラックマウント金具を使い、パネルに取付けることもできます。
風速プローブ詳細
■タイプ
M709Y-10DA |
M709Y-40DA |
正面 |
正面 |
裏面 |
裏面 |
■CPU-BOARDと入出力ボード
|
①外部PCコネクタの接続用コネクタ |
②使用するプローブの番号 |
③風速・風温プローブ用接続コネクタ |
④風速・風温のアナログ出力端子 |
■仕様
品番 |
M709Y-10DA |
M709Y-40DA |
測定対象 |
温度0~50℃ 湿度5~90%RHの範囲で常圧下の空気 |
測定項目 |
風速、風温 |
出力項目 |
風速、風温 |
計測チャンネル数 |
風速、風温各1チャンネル |
風速、風温各1~4チャンネル |
出力チャンネル数 |
風速、風温のアナログおよび
デジタル同時出力で各1チャンネル |
風速、風温のアナログおよび
デジタル同時出力で各1~4チャンネル |
風速測定範囲 |
0.10~10.0m/s、0.30~30.0m/s
(M709Y-40DAは、チャンネルごとに測定範囲の指定が可能) |
風温測定範囲 |
0.0~50.0℃ |
風速測定精度 |
10m/sレンジ:指示値の±3%±0.1m/s以内(校正時)
30m/sレンジ:指示値の±3%±0.2m/s以内(校正時) |
風温測定精度 |
指示値の±0.5℃以内 |
インターフェイス |
RS-485,RS232℃ |
アナログ出力 |
アナログリニア信号:風速0~10m/s→0~10VDC(インピーダンス400Ω)
:0~30m/s→0~9VDC(インピーダンス400Ω)
:風温0~50℃→0~50VDC(インピーダンス400Ω) |
表示機能 |
各LEDランプの点灯で、
緑色:正常動作
黄色:オーバーレンジ(測定範囲外)
赤色:プローブの断線またはショート |
供給電源 |
AC100~220V(±10%)、50/60Hz |
外形寸法
(W×H×D) |
本体ケース:99×99×190mm |
本体ケース:200×99×250mm |
ボード装着時:
99×99×211.6mm |
ボード装着時:
200×99×271.6mm |
ボード/ラック金具横装着時:
149×99×211.6mm |
ボード/ラック金具装着時:
250×99×271.6mm |
ボード/ラック金具縦装着時:
99×149×211.6mm |
- |
重量 |
本体ケース:約1.33kg |
本体ケース:約2.33kg |
ボード装着時:約1.54kg |
ボード装着時:約2.8kg |
ボード/ラック金具装着時:約1.74kg |
ボード/ラック金具装着時:約3kg |
動作環境 |
周囲温度:5~35℃
周囲湿度:35~85%RH(但し結露しないこと) |
保管環境 |
温度:-10~40℃
湿度:35~90%(但し、結露しないこと)
その他:塵埃のない場所 |
標準付属品 |
電源用ヒューズ:1A×1ヶ、電源用ケーブル:2m×1本、
ラックマウント取付金具:1組、取扱説明書:1部 試験成績書:1部 |
- |
ブランクパネル:空きチャンネル数+1枚 |
■計測ソフトウェア
多点風速風温計測ソフトウェアは本機の計測設定及び、風速・風温をそれぞれ、256チャンネルまでモニタリングが
可能です。またデータはテキスト形式に保存可能です。
グラフ表示画面 |
状況表示図面 |
|
|
■ソフトウェアの動作環境
●パーソナルコンピュータ本体
機種 |
PC-AT互換機 |
OS |
Windows95/98/MeおよびWindows NT/2000/XP |
メモリ |
64MB以上を推奨します。
ただし、Windows NT/2000/XPの場合は、128MB以上を推奨します。 |
●モニタ
解像度 1024×768ドット(XGA)の解像度で表示可能なモニタ
■ソフトウェアの機能
●計測モード モニタモード、プログラムモードを設定します。
●計測インターバル 10秒単位で設定、最大60分に設定できます。(00秒で設定すると、2.5秒間隔で計測を繰り返
します。)
●計測回数 9999回まで設定できます。
●表示グループ グラフやテーブルに表示するグループの設定です。
●ファイルグループ 風速・風温データを別々に保存し、また保存したいユニット・チャンネルの設定をします。