商品詳細
光沢計
商品番号:MC29G-6S
商品説明
表面の「光沢度」を瞬時に測定。
高い繰り返し再現性を持ち小型で使いやすい光沢計です。
■概要
「光沢」を測定するには、製品の表面に一定の角度で一定の強さの光線を照射し、同じ角度で反射された光の量を観察します。この反射光の測定に使用するのが光沢計です。製品の表面性状によって、測定に必要な反射角が異なります。
●高光沢面
よく磨かれた良質の面には、くっきりとした像が映ります。これは、入射光が鏡面反射角度で反射しているからです。
●中光沢面と低光沢面(つや消し)
中光沢面とつや消し面に映る像は、薄くぼんやりとしています。これは、入射光が鏡面反射角度で反射しているものの、同時に散乱している光もあるからです。
■特徴
●人間工学を考慮した小型で頑丈な造り
●正確で、高い繰り返し性と再現性
●光沢の基準値の設定と差分モードによる合否の判定(MC29G-268S)
●1秒間に3~10回の読み取り数
●測定角度は20°、60°、85°の3アングル(MC29G-268S)
●カラーLCD画面は、傷がつきにくく耐熔材性で、視認性に優れています
●表示言語は日本語と英語の2言語に対応
●LED光源を採用した高速測定技術は、同時に3つの角度の光沢度を1秒に10回という速度で正確に読み取ります(MC29G-268S)
●内蔵メモリには最高2,500バッチ、読み取り値40,000点のデータを保存可能(MC29G-268S)
●読み取り値を測定日時と共に記録、USB接続でPCへデータ出力(MC29G-268S)
●データ処理ソフトのSANKO_LINKを使えば、検査報告書を簡単に作成(MC29G-268S)
■使用用途
塗装面、プラスチック、セラミック、金属、フィルム、石材など
■各部名称
■適切な測定角度を選ぶ
光沢の測定値は、試料の表面で反射する光の量を、基準値(よく磨かれたガラス面)と相対的に表した値でGloss Unit (GU)という単位を使います。
表面で反射される光の量は、光の入射角、および表面の性質と仕上がり具合によって左右されます。表面の光沢度は、低光沢(つや消し)、中光沢、高光沢に分類できます。試料の最適な測定角度を求めるには、まず、光沢計の入射角を60°に設定して測定します。
測定結果が10~70GUの場合は、試料面が中光沢に相当し、60°で測定するのが適しています。
測定結果が10GU未満の場合は、低光沢に相当し、85°が適しています。
測定結果が70GUを超える場合は、高光沢に相当し、20°が適しています。
陽極酸化された金属面の光沢を測定する時は、皮膜と金属下地間の鏡面反射を考慮し、3つの角度(20°、60°、85°)での測定をおこなって下さい。
■機能と画面表示
■3つの測定モード
MC29G-268Sは3つの測定モードを備えています。
●標準測定:測定したい場所に光沢計を置き、測定ボタンを押す
●自動測定:製品面の上で光沢計を滑らせます。
3つの角度の光沢度が指定した速度(10~180回/分)で自動的に読み取られます。すべての読み取り値がメモリに保存されます。
●スキャン:製品面の上で光沢計を滑らせます。
3つの角度の光沢度が10回/秒の速度で読み取られます。スキャンを停止すると、読み取り値の平均値、最大値と最小値が表示されて保存されます。このモードは表面の均一性を調べるのに便利です。
■反射率(%)
反射率は、光沢計から放射された光エネルギーが、試験面でどの程度反射されて戻ってきたかを%で表示します。試験面が明るくつやがあるほど、100%に近くなります。
GlossUnit(GU)は入射角によって測定範囲が決まっており、20°では0~2000GU、60°では0~1000GU、85°では0~160GUになります。
光沢計に表示される反射率の値は、選択した入射角の測定範囲に対する割合を%で表示したものです。
例えば、入射角20°で1000GUという値が得られた場合は、「50%20」と表示されます。
500GUという測定値は、選択した入射角によって、20°では「25%20」、60°では「50%60」になります。
■ヘイズ(HU)
ヘイズとは、表面の曇り具合の指標のことです。
ヘイズのある面では、反射像のコントラストが低く、光源の周りに白くぼんやりした輪が見えるので、目で感じる質がかなり低くなります。
ASTM D4039規格では、ヘイズの数値的な尺度を入射角60°と20°での光沢度の差と定めています。
へイズの値は、Haze Unit(HU)で表されます。
■付属品
■仕様
「光沢」を測定するには、製品の表面に一定の角度で一定の強さの光線を照射し、同じ角度で反射された光の量を観察します。この反射光の測定に使用するのが光沢計です。製品の表面性状によって、測定に必要な反射角が異なります。
●高光沢面
よく磨かれた良質の面には、くっきりとした像が映ります。これは、入射光が鏡面反射角度で反射しているからです。
●中光沢面と低光沢面(つや消し)
中光沢面とつや消し面に映る像は、薄くぼんやりとしています。これは、入射光が鏡面反射角度で反射しているものの、同時に散乱している光もあるからです。
■特徴
●人間工学を考慮した小型で頑丈な造り
●正確で、高い繰り返し性と再現性
●光沢の基準値の設定と差分モードによる合否の判定(MC29G-268S)
●1秒間に3~10回の読み取り数
●測定角度は20°、60°、85°の3アングル(MC29G-268S)
●カラーLCD画面は、傷がつきにくく耐熔材性で、視認性に優れています
●表示言語は日本語と英語の2言語に対応
●LED光源を採用した高速測定技術は、同時に3つの角度の光沢度を1秒に10回という速度で正確に読み取ります(MC29G-268S)
●内蔵メモリには最高2,500バッチ、読み取り値40,000点のデータを保存可能(MC29G-268S)
●読み取り値を測定日時と共に記録、USB接続でPCへデータ出力(MC29G-268S)
●データ処理ソフトのSANKO_LINKを使えば、検査報告書を簡単に作成(MC29G-268S)
■使用用途
塗装面、プラスチック、セラミック、金属、フィルム、石材など
■各部名称
■適切な測定角度を選ぶ
光沢の測定値は、試料の表面で反射する光の量を、基準値(よく磨かれたガラス面)と相対的に表した値でGloss Unit (GU)という単位を使います。
表面で反射される光の量は、光の入射角、および表面の性質と仕上がり具合によって左右されます。表面の光沢度は、低光沢(つや消し)、中光沢、高光沢に分類できます。試料の最適な測定角度を求めるには、まず、光沢計の入射角を60°に設定して測定します。
測定結果が10~70GUの場合は、試料面が中光沢に相当し、60°で測定するのが適しています。
測定結果が10GU未満の場合は、低光沢に相当し、85°が適しています。
測定結果が70GUを超える場合は、高光沢に相当し、20°が適しています。
陽極酸化された金属面の光沢を測定する時は、皮膜と金属下地間の鏡面反射を考慮し、3つの角度(20°、60°、85°)での測定をおこなって下さい。
■機能と画面表示
■3つの測定モード
MC29G-268Sは3つの測定モードを備えています。
●標準測定:測定したい場所に光沢計を置き、測定ボタンを押す
●自動測定:製品面の上で光沢計を滑らせます。
3つの角度の光沢度が指定した速度(10~180回/分)で自動的に読み取られます。すべての読み取り値がメモリに保存されます。
●スキャン:製品面の上で光沢計を滑らせます。
3つの角度の光沢度が10回/秒の速度で読み取られます。スキャンを停止すると、読み取り値の平均値、最大値と最小値が表示されて保存されます。このモードは表面の均一性を調べるのに便利です。
■反射率(%)
反射率は、光沢計から放射された光エネルギーが、試験面でどの程度反射されて戻ってきたかを%で表示します。試験面が明るくつやがあるほど、100%に近くなります。
GlossUnit(GU)は入射角によって測定範囲が決まっており、20°では0~2000GU、60°では0~1000GU、85°では0~160GUになります。
光沢計に表示される反射率の値は、選択した入射角の測定範囲に対する割合を%で表示したものです。
例えば、入射角20°で1000GUという値が得られた場合は、「50%20」と表示されます。
500GUという測定値は、選択した入射角によって、20°では「25%20」、60°では「50%60」になります。
■ヘイズ(HU)
ヘイズとは、表面の曇り具合の指標のことです。
ヘイズのある面では、反射像のコントラストが低く、光源の周りに白くぼんやりした輪が見えるので、目で感じる質がかなり低くなります。
ASTM D4039規格では、ヘイズの数値的な尺度を入射角60°と20°での光沢度の差と定めています。
へイズの値は、Haze Unit(HU)で表されます。
■付属品
■仕様
品番 | MC29G-268S | MC29G-6S | |
---|---|---|---|
ディスプレイ | 2.4インチ(6cm)型 QVGAカラーTFT 320x240ピクセル 自動回転(0°、180°) |
||
測定角度 | 20°、60°、85° | 60° | |
測定面積 | 20° | 10x10mm | - |
60° | 8x16mm | 8x16mm | |
85° | 4x55mm | - | |
測定範囲 | 20° | 0~2000GU | - |
60° | 0~1000GU | 0~1000GU | |
85° | 0~160GU | - | |
繰り返し性 | ±0.1GU(0~10GU) ±0.2GU(10~100GU) ±0.2%(100-2000GU) |
||
再現性 | ±0.2GU(0~10GU) ±0.5GU(10~100GU) ±0.5%(100-2000GU) |
||
分解能 | 光沢 | 0.1GU(0~100GU) 1GU(>100GU) |
|
反射率 | 0.01%(0~10GU) 0.1%(10~100GU) |
0.01%(0~10GU) | |
ヘイズ | 0.1HU(0~100HU) 1HU(>100HU) |
0.1HU(0~100HU) | |
メモリ | 最高2,500バッチ、読み取り値40,000点 | - | |
使用環境 | -10~50℃ 0~85% |
||
電源 | 単3アルカリ乾電池(1.5Vx2) 約50,000回測定可能 USB(PC接続による) |
||
その他機能 | 電池残量表示機能付、オートパワーオフ機能 | ||
寸法・重量 | 155(W)x68(H)x50(D)mm 534g |
||
付属品 | 校正用標準板、校正証明書、リストバンド、収納ケース | ||
データ処理ソフト、USBケーブル | - | ||
適合規格 | ASTM D4063、IS0 2813、JIS K5600-4-7 JIS Z8741他 |