商品詳細
鉄非鉄両用膜圧計
商品番号:MC29AC-FNS
商品説明
プローブ一体型デュアルタイプ、新登場!
鉄・非鉄の素地金属を自動判別!
バックライト機能付、暗所での測定も可能!
■概要
手のひらサイズのボディに、高性能を凝縮搭載。
単機能型(MC29AC-FNS)と高機能型(MC29AC-PRS)の2機種、新登場。
塗装、ライニング、メッキ、アルマイト、絶縁性被膜、素地金属を自動で認識し測定。
暗い現場でも、表示画面が見易いバックライト機能付き。
測定値・検量線メモリ付き(MC29AC-PRS)、PCへのデータ出力機能付き(MC29AC-PRS)で、
精度の高いパフォーマンス。
■特長
●統計機能内蔵(MC29AC-PRS)
全メモリデータやグループ、ブロック、セクション単位のデータは、LCD画面上で統計が可能。
●わかりやすいガイド表示画面
LCD画面上にメッセージを表示。
操作手順をカンタン・わかりやすくガイダンスします。
●上限値/下限値リミット機能(MC29AC-PRS)
登録した各検量線1本ごとに、1組の限界値を設定可能。
設定値が上限値/下限値の範囲を外れた場合には、設定限界値の点滅および警報で知らせます。
工場の生産過程などで、皮膜が管理基準で定められた範囲内か否かを迅速に判定する際などに役立ちます。
●検量線登録機能(MC29AC-PRS)
検量線の登録数は10本(MC29AC-PRS)。
測定前には必ず「ゼロ調整」と「標準調整」の2点調整をします。
この2点調整の組み合わせを検量線(素地特性)といいます。
検量線は金属素地の材質・形状・厚みなどによって変化しますが、
その特性に合致した検量線を登録・選択してすぐに測定作業が開始できます。
●大容量の測定値メモリ機能(MC29AC-PRS)
1日に数千点もの膜厚検査を行う多点測定もデータメモリ機能により、測定・記録作業が1人でOK。
検査作業の省力化とコストダウンが図れます。
メモリ数は20,000点。残りメモリを気にすることなく作業ができます。
測定データは、グループ、ブロックなどに細分化して保存。
●コンパクトなボディで長時間の作業の疲労低減
プローブ一体型なので、ボディがすっきりスリム。
本体重量約125gの軽量、長時間の計測でも疲労低減。
被測定物が平滑面でない場合、台を外す事で簡単に測定。
■本体LCD表示項目(表示例)
①「ゼロ調整」又は「標準調整」を行っている時に表示
②接続プローブ区分、「鉄材」、「非鉄材」、または「自動」
③測定データ
④電池消耗マーク
⑤通信機能の表示(調整時は不可)
USB:PCとUSBケーブル接続によるデータ転送時
⑥検量線「Cal. No.」、■は検量線データが収納済を表示
(グループ|ブロック|セクション|1セクション設定数:データ数)
■測定例
プローブ | 電磁式プローブ使用時(磁性金属上の非磁性被膜) |
素地 | 鉄・鋼・フェライト系ステンレス |
測 定 被 膜 | ●塗装 ・機器 ・自動車 ・船舶 ・橋梁 ・鉄鋼構造物など ●ライニング ・樹脂 ・タールエポキシ ・ゴム ・ホーロー ・シートなど ●メッキ(電解ニッケルメッキを除く) ・亜鉛 ・銅 ・クローム ・スズなど メタリコン、パーカライジング、酸化膜、溶射膜など |
プローブ | 渦電流式プローブ使用時(非磁性金属上の絶縁性被膜) |
素地 | 鉄・鋼・フェライト系ステンレス |
測 定 被 膜 | ●塗装 ・アルミ製品 ・ステンレス製の内外装建材 ・機械 ・タンクなど ●陽極酸化皮膜(アルマイト) ・アルミ製品 ・アルミサッシ ・台所用品 ・家電製品など ●ライニング ・各種機器 ・部品 ・化学ブラントなど |
■パソコンへのデータ転送(MC29AC-PRS)
USBケーブルでパソコンと接続し、測定データを転送可能。
測定の都度にリアルタイムで転送。
また、メモリしておいたデータの一括送信も可能。
●専用データ転送シート
データ転送シートによりリアルタイムで、メモリ測定データを、表計算ソフトMicrosoft Excel※へ転送が可能です。
(転送にはUSB転送ドライバのインストールが必要です。)
データ転送シートは、
Microsoft Excel2002/2003/2007/2010のいずれかが動作する環境(Windows※ XP/Vista/7)が必要です。
(64Bitには未対応)
●上記の組み合わせでの動作を保証するものでは有りません。
※Microsoft Excel、Windowsは米国マイクロソフト社の登録商標です。
■仕様
品番 | MC29AC-FS | MC29AC-FNS | MC29AC-PRS | |
測定方式 | 電磁誘導式 | 電磁誘導式・渦電流式両用(鉄・非鉄素地自動判別) | ||
表示方式 | グラフィックLCD(データ・メッセージ)、バックライト機能付 | |||
測定範囲 | 鉄素地 | 0~2.5mm | ||
非鉄素地 | - | 0~2.0mm | ||
検量線校正 (CAL) | 2点校正式 ゼロ点:素地を使用する校正 標準調整点:素地と標準厚版を使用する校正 | |||
表示分解能 | 1μm:0~999μm 切替により(鉄・非鉄共通) 0.1μm:0~400μm、(鉄・非鉄共通) 0.5μm:400~500μm、(鉄・非鉄共通) 0.01mm:1.00~2.50mm、(鉄素地) 0.01mm:1.00~2.00mm、(非鉄素地) | |||
測定精度 (平滑面に対して) | 0~100μm:1μm(鉄・非鉄共通)または指示値の±2%以内 101μm2.50mm:±2%以内(鉄素地) 101μm2.00mm:±2%以内(非鉄素地) | |||
プローブ (本体内蔵) | 1点定圧接触式、クロスVカット付、 測定部φ28mm(プローブ部約φ10mm) | |||
付加機能 | ①測定モードの切替(ホールド/連続) ②オートパワーオフ(約3分)の有効、無効を設定 ③バックライト機能付 ④表示分解能の切替 | |||
- | ⑤画面切替機能(メイン/サブ) ⑥検量線・校正値の一括消去 ⑦検量線の設定可能数:最大10本 ⑧上/下限値設定、警報 (各検量線毎に設定) ⑨統計処理、表示 ⑩USB接続 | |||
メモリ | 検量線1本 | 検量線10本 測定値:20,000点 | ||
キーの種類 | ||||
電源 | 3V DC(単4乾電池×2本) | |||
使用温度 | 0~40℃(結露しないこと) | |||
付属品 | 標準厚版、乾電池、収納ケース、USBケーブル、ドライバ・取説(CD) | |||
- | テスト用ゼロ板(鉄用、非鉄用) | |||
外形寸法 | 63(W)×84(H)×30(D)mm | |||
本体重量 | 約125g |