データロガー

M994-51666Dは-100℃～39℃までの範囲を温度精度±0.5℃で測定することが可能です。また、有償オプションとしてISO/IEC 17025:2017に認定されたメーカーの校正施設にて温度校正を実施し、証明書の発行が可能です。そのため、超低温領域での治験薬管理・臨床検査等、高品質な管理を求められる用途に適しています。

温度データのダウンロードは、PCに接続するだけで、FDA21CFRPart11に準拠した改ざん不可能なPDF温度データ及びCSVファイルが自動生成されます。PDF温度データは、統計データとしてグリーミニッツ・標準偏差・平均動態温度(MKT) が自動計算され統計情報として記載されます。保管記録や監査、GDP、GMP等のガイドラインへの対応が可能です。

■特長

●-60℃～-86℃の前後の温度測定が可能

●超低温領域において保存する必要があるワクチン の温度管理に最適

●取得した温度データはUSB端子をPCに接続するだけでPDF、CSVデータとして取得可

ロガー内蔵ソフトウェアから出力するPDFレポートは英語版が標準となります。日本語版や、その他言語（中国語、スペイン語、オランダ語、フランス語、ドイツ語）のPDFレポートがご入り用の場合、プログラムマネージャー（有償）または、データマネージャー（無償）をご利用ください。

●有償オプションでISO/IEC 17025:2017温度校正^※1可能

●プログラムマネージャーソフトウェア（別売）で任意の温度測定条件^※2の設定が可能

遅延スタート、サンプリング間隔、アラーム設定、データタグ（荷送人・荷受人・輸送手段等の情報）等を設定できます。

●アラーム設定は上限・下限の一組で2件まで設定可能

●許容値を逸脱すると液晶ディスプレイにアラームアイコンを表示

●PT100ΩClassA4線式丸形センサー採用

●FDA^※3 21 CFR Part11に準拠 した改ざん不可能なPDF形式でレポートを作成

●MKT^※4表示のPDFレポート

●記録した統計データ^※5を液晶ディスプレイで確認可能

■用途

細胞療法・臍帯血・凍結精子や凍結卵子・ウイルス保管など、超低温での資料の保管、輸送の際の温度管理に最適

■レポート例

■仕様

※1：温度校正:オプションでISO/IEC 17025:2017に認定されたデルタトラックジャパンの温度校正室で校正します(別途、料金が発生します)。

※2：測定条件:遅延スタート・サンプリング間隔・アラーム設定・データタグ（荷送人・荷受人・輸送手段等の情報）等を設定できます。

※3：FDA:米国食品医薬品局

※4：MKT：Mean Kinetic Temperature

※5：統計データ:動作表示・最高温度・最低温度・平均温度・上下限警告値・上下限逸脱時間

※6：NIST:米国国立標準技術研究所

■オプション

●プログラムマネージャー

●ISO/IEC 17025：2017 温度校正^※4証明書

＜組み合わせ例＞　校正する温度帯・点数によって品番が変わります。

（例1）-30℃と0℃の2点校正をご注文される場合、

M994-21004Dで-30を指定し、M994-21019Dで0℃を指定してください。

（例2）-80℃と0℃の2点校正をご注文される場合、

M994-21005Dで-80℃を指定し、M994-21004Dで0℃を指定してください。

（例3）-80℃、0℃、10℃の3点校正をご注文される場合、

M994-21005Dで-80℃、M994-21004Dで0℃、M994-21019Dで10℃を指定してください。

■仕様

※4：オプションでISO/IEC 17025:2017に認定されたメーカーの温度校正室で校正します。