データロガー

輸送・保管温度管理用データロガー
防水ボタン型温度ロガー には、データー読み込みのために、防水ボタン型温度ロガー用リーダー/ソフト／品番　M831T-02Bが必ずセットにて必要です。
ボタン電池タイプのコンパクトな温度データロガーです。温度履歴や管理温度の異常を記録、専用ソフトで簡単にデータが取り出せます。
食品、医薬品、検体等の輸送や保管温度管理に広くご使用いただけます。



■ソフトウェアはアイコンを押すだけ、簡単操作！
画面左上のアイコンを押すだけで、ほぼ全ての操作が可能です。
難しい入力・操作は必用なく、パソコン初心者の方でも安心して操作できます。



■グラフの表示が簡単
取得したデータをクリックするだけでグラフ表示、グラフ画像のメール添付、グラフレポートの作成が可能です。
必要に応じてMicrosoft Excelへエクスポート可能です。



■用途例
食品、医療の安全性に注目が集まる昨今、輸送時、保管時の温度データを経時的にロギングし管理をすることは、製品の信頼性を上げ付加価値をつけるだけでなく、貴社の社会的信頼度を高めることにつながります。
防水ボタン型温度ロガーは、安価で簡単に導入でき、さらに専用ソフトウェア でデータ管理まで強力にサポートします。
万が一のトラブルの際も責任所在を明確にすることで、様々なリスクを回避し、迅速で的確な対応が可能となります。
以下のような幅広い分野でご活用いただいております。

食品業界	アイスクリーム・乳製品・果物・野菜・生鮮食品・鮮魚 ・高級輸入食材・冷凍食品・冷蔵食品　等の温度管理に
医療業界	血液製剤・インシュリン・幹細胞　等の温度管理に
ケータリングサービス	冷蔵車・ケータリングカート・宅配サービス　等の温度管理・安全管理に
工業製品	フォトレジスト・ファインケミカル・塗料　等の熱劣化防止に
生花	出荷場から花屋さんまでのコールドチェーン管理に

■冷凍食品輸入時の温度管理
冷凍食品も、マイナス40℃から使用可能な防水ボタン型温度ロガーで管理が可能です。
管理の目がゆき届きにくいが故に、予想のつかないトラブルが起こりやすい海外との取引も、防水ボタン型温度ロガーを導入することで、いつ・どこで・温度異常が起こったか責任所在を明確にし、リスクを減少させます。


■冷蔵ケースの温度管理
厨房内の冷蔵庫、店舗内のショーケース等、防水ボタン型温度ロガーは日常生活防水対応ですので、お客様のニーズに合わせ様々な環境でご利用いただけます。
生鮮食品も加工品も、温度管理が重要なすべての食材にご使用いただけます。


■きのこの輸送・保管温度管理
倉庫内の温度管理、そして輸送先に至るまでの温度管理をサポートします。
出荷前のカート、ダンボールケースにも、コンパクトなボタン電池タイプの防水ボタン型温度ロガーは、場所を選ばず設置できます。


■仕様

品番		M831TB-85LWP	M831TB-125TWP	M831TB-140EWP
測定範囲	温度	-40～+85℃	0～+125℃	+15～+140℃
	湿度	-	-	-
分解能	温度	0.1℃、0.5℃ (選択可能)	0.1℃、0.5℃ (選択可能)	0.1℃、0.5℃ (選択可能)
	湿度	-	-	-
精度	温度	±0.5 (-10～+65℃)	±0.5 (-20～+75℃)	±1.5 (+110～+140℃) ±7 (+15～+110℃)
	湿度	-	-	-
測定間隔		1秒～273時間　間隔	1秒～273時間　間隔	1秒～273時間　間隔
データ記憶容量		最大4096データ （分解能：0.1℃）	最大4096データ （分解能：0.1℃）	最大4096データ （分解能：0.1℃）
		最大8192データ （分解能：0.5℃）	最大8192データ （分解能：0.5℃）	最大8192データ （分解能：0.5℃）
電池寿命		約2年 (-30℃～+20℃環境下、10分間隔で計測した場合)	約1ヶ月 (+100℃環境下、30秒間隔で計測した場合)	125℃下で累計約300時間
対応ｿﾌﾄｳｪｱ		サーモトラックPC　　※サーモトレカマネージャーⓇでもご使用いただけます
ｼﾘｱﾙﾅﾝﾊﾞｰ		64ビット(16桁のユニークナンバー)
電源		電池内蔵(交換不可)
防塵・防水性能		IP56 (水・熱水・蒸気中で使用する場合は別売の 「防水ボタン型温度ロガー用防水カプセルA」を使用してください)

防水ボタン型温度ロガー用防水カプセルA
材質	・Oリング：　S500-70シリコーン化合物 ・Oリング以外の樹脂部：　PPS（ポリフェニレンサルファイド） ・ネジ：　SUS303
防水ボタン型温度ロガー 格納時の寸法	(直径)約25mm×(高さ)約28mm
防塵・防水性能	IP68
ｵｰﾄｸﾚｰﾌﾞ耐久性※	25℃@101.3kPa～121℃@205kPa × 100サイクル程度
熱応答性について	防水ボタン型温度ロガー用防水カプセルAを使用すると、熱応答性は大きく低下します。 ボイル殺菌の用途で使用する場合は、あらかじめ防水ボタン型温度ロガーを防水カプセルに格納した状態で予備加熱（約100℃×3分程度）を行ってからのご使用を推奨します。

※実測データであり保証値ではありません。



防水ボタン型温度ロガー用リーダー/ソフト／品番　M831T-02B
温度データロガー「防水ボタン型温度ロガー」の専用ソフトウェアとリーダーのセットです。
リーダーはUSBでパソコンに接続、ソフトはアイコンを押すだけ、操作は非常に簡単です。
また、日本語含め、7ヶ国語に対応しています。
（日本語、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語、スロベニア語）
※Microsoft Windows® Vista/7/8/10/11 対応