測定機器

コンパクトでオールインワン型のウェザステーションセンサです。またセンサーにはヒーターが内蔵されています。
計測項目は超音波風向風速、ドップラー雨量/降雨強度計、照度計、気圧計、温湿度センサを内蔵しています。

※本機器は電波法に基づく特定無線設備の技術基準適合証明申請。
2020年12月頃取済み

■特長
●農業気象、防災気象、各種モニタリングシステム用のセンサーとしてご使用いただけます。
●データの出力インターフェースはデジタルRS485/422、プロトコルはMODBUS RTU、アナログ電圧0～10Vが標準仕様となっています。


■仕様

品番		M761TS-CSUS5031SS
計測項目		風向風速、ドップラー雨量・降雨強度、温湿度、気圧、照度、GPS
風速 （超音波式）	測定範囲	0.01～60m/s
	精度	±0.3m/s RMS（<5m/s） ±3％RMS（5～60m/s）
	分解能	0.1m/s (標準） 0.01m/s（ユーザー設定）
風向 （超音波式）	測定範囲	0～360°
	精度	±2°（風速2m/s以上）
	分解能	1°(標準） 0.1m/s（ユーザー設定）
気温	測定範囲	-50℃～+80℃
	精度	±0.3K @25℃ ±0.5K @-45℃～+60℃ ±1.0K以上 @上記以外
	分解能	0.1K
	長期安定性	＜0.04K／年
相対湿度	測定範囲	0～100％RH
	精度	±1.8％（10％～90％） ±3.0％（0％～100％）
	分解能	0.10％
	長期安定性	＜0.5％／年
気圧	測定範囲	260～1260hPa
	精度	±0.25hPa　@800～1100hPa（+20～+80℃） ±0.5hPa　@600～1100hPa（-20～+80℃） ±1hPa　@600～800hPa（-50～-20℃）
	分解能	0.1hPa
	長期安定性	＜±0.3hPa／年
照度	測定範囲	1lux～150klux
	精度	相対測定値の3％
	分解能	測定値の約0.3％
照度方位	測定範囲	0～360°、0°? 照度10＜klux
	精度	通常＜2° （雲のない直射日光の下で）
ドップラー雨センサ （雨量・降雨強度)	測定レンジ	降雨強度0.001～999mm／h
	分解能	降雨強度0.001mm／h
	日合計	0.01mm～999mm
	分解能日合計	0.01mm
	粒径	0.25mm～5.0mm、large as hail
	精度降水量	15％未満 （メーカーの従来レーザー降雪雨量計と比較して）
	降水量タイプ	雨、雪、みぞれ、氷晶、ひょう
コンパス	測定範囲	1°～360°
	精度通常	＜2°（磁気的に乱されない環境下において）
電源/消費電流	ヒーター未使用	6～40VDC 10～28VAC・Typ 50mA @24V
	ヒーター使用時	24VAC/DC　±15％ Typ 25VA @24V
寸法／重量		高さ：220mm、φ150mm 900g
出力	デジタル出力	インターフェース：RS485/ 422 ボーレート：1200～921600（選択可能） プロトコル：MODBUS RTU / ASCII
	アナログ出力	0～10V
	出力負荷	10msec
負荷	電流出力	最大400Ω
	電圧出力	最小2000Ω
材質／防滴規格		プラスチックLEXAN　ポリカーボ UV耐性/IP67
取付ポールサイズ		φ48.3mm推奨　センサー重量／900g
接続ケーブル		標準：5m、オプション：15m、20m、25m、30m

製品　Q&A

Q本商品の設置に制限は御座いますか？

A→設置制限はドップラーレーダー方式での降水測定を行う為、機器上部に遮蔽物がない場所に設置をお願いいたします。

Q校正の方法、頻度を教えて頂きたいです。

A→校正は機器をお預かりしメーカーでの校正作業となります。

Q頻度は使用環境によって異なります。

データの出力は測定データ全項目を一括出力でしょうか？

A→デジタル出力（RS485ModbusRTU）の場合は測定項目毎のレジスター番号でデータを読み取ります。



Qデータ出力のアナログ電圧０～１０Vは、どの項目を出力するのでしょうか？

A→アナログ出力は8項目（風向、風速、温度、湿度、気圧、照度、照度方位、降水強度）です。



Q接続ケーブルは、バラ線でしょうか？コネクタでしょうか？

A→複合気象計と専用ケーブルはコネクタ接続です。