回転計

■活用例
モータの回転速度測定・機械における高速動作のチェック
鋼鈑や印刷物などの表面検査・R&Dにおける高速現象の解析・教育用途など
ストロボスコープはさまざまな分野で活用されています

■特長
●明るさを任意に調整可能
●ポケットサイズで軽量 200g
●広い発光周波数範囲：30～360,000FPM
●電源は単３電池２本
●超高輝度 LED で明るさ 6倍（従来比）
●ムラのない均一な照射
●長寿命ランプで交換コストを削減

■ポケットサイズで明るい！
●発光時間の調整は2通り
・デューティー比設定モード
デューティー比 0.1～1.0％まで 10 段階の明るさ調整ができます。
発光周波数を増減しても光量は設定した比率で一定なので、見える像の明るさが変わりません。
▶回転数計測に適しています


・時間設定モード
発光時間を0.1μsecから発光周期の1％まで、0.1μsec 刻みで設定できます。
（最大 500μsec）
発光周波数を増減しても 1 発当たりの発光時間が一定なので、見える像の鮮明さが変わりません。
▶運動体、回転体の状態観察に適しています

●見たい部分をムラなく明るく
300mmの距離で120×150mmの範囲をムラなく明るく照射します。


●使い勝手の良いLEDストロボ
超高速回転や観察の対象が微小な場合はキセノン管ストロボが有利です。
一般的な回転数計測や観察には、さまざまな点でLEDストロボの方が使い勝手が良いと言えます。
・LEDストロボM738P-1とキセノン管ストロボの発光時間（発光周波数 6000FPM、照射距離 200mm）

キセノン管ストロボは瞬時大光量を特徴としています。
LEDストロボは発光時間を調整することで大光量を得ることができます。

■ハンディーLEDストロボスコープM738P-1を使った回転数計測

回転体にマークをつけます。
次に、マークに向けてM738P-1を発光させます。
【＋/ー キー】を押し、マークが1本の静止像になった時の値が回転数です。
発光周波数を高い方から徐々に下げて探してゆくのがポイントです。
マークが見えにくい場合は、【発光時間設定キー】を押して発光時間を調整してください。

被写体が1本の静止像に見えるのは、回転数と発光回数が一致した場合と、回転数の整数分の一の場合があります。
正しい回転数であれば、1 本の静止像が見えた時点で【×２キー】を押すと、静止像が2本になります。


■仕様

品番	M738P-1
発光周波数範囲	30-360,000 FPM
設定分解能	0.1 FPM
発光時間設定	デューティー比：発光周期の 0.1％ -1％
時間設定	時間設定：0.1μsec - 発光周期の1％（最大 500μsec）
発光体	超高輝度白色LED
バッテリー	単3形電池2本(別売) 使用時間： 約4時間(参考値、6000FPM、1.0％、充電式ニッケル水素電池) 約2時間(参考値、6000FPM、1.0％、アルカリ乾電池)
質量	約200g
寸法	L135×W 76×H 27（mm）

■オプション
●シリコンカバー/品番　M738P1-SLC
滑り止めと外部衝撃の 　緩和に適しています。