物流機器

サンドイッチ成形技術によるリサイクルパレット

■MMPとは…
Master Mold Plate(略称：MMP)技術は、再生プラスチックを用いた自動車バンパーを成形するために神戸製鐡所が開発した射出成形関連技術です。
MMPを用いることにより、コア層とスキン層の3層構造によるプラスチック成形(“サンドイッチ成形”)が可能になります。
コア層に家庭から排出される容器包装プラスチックなどを利用し、スキン層で挟み込むサンドイッチ成形技術を導入することにより、従来のヴァージン材100％パレットと同等の品質・強度を保つ事を可能と致しました。


■サンドイッチ成形とは…
2系列の射出ノズルから時間差で異なる樹脂を注入し、コア層とスキン層の3層構造にします。


■特長
●強度と品質は従来のヴァージン材100％パレットと同程度
●材料に再生(容器包装)プラスチックを使用するため低コスト
●資源の有効活用により、ナフサの使用量を削減
●容器包装プラスチックの利用により、限りある最終処分場の延命化に貢献
●スキン層に工場などの産業廃棄物系プラスチックを利用し、排出元に再度パレットとして利用を頂く事で、クローズドシステムの実現が可能

■タイプ

M2813R4-1111EM	M2813D4-1111REM
M2813R2-1411EM

■仕様