商品詳細
下降速度微調整吊りフック
商品番号:M1648YH-30T
商品説明
M1648YSH-10Tシリーズはクレーンに吊り下げ、上昇、下降作業の微調整に最適です。
組立作業の正確な芯合わせや、NC旋盤、マシニングセンターなどのワーク取付作業などの合理化に広く活用されています。
■特長
●ストロークが長い。
●下降速度の調節巾が大きい。
●下降の最大速度は任意に調節できます。
●吊り具をつった状態でも、ストロークは完全に復元します。
●フックが軽快に旋回搖動するのでワークの着脱が容易です。
●フックの旋回性が良いので、ワーク吊り上げ時に本体が回りません。
●大きなワーク、高い作業位置でもハンドルに紐を付ければラクに広範囲な使用が可能です。
●ハンガの形状が大きいので、大型クレーンにもこのまま使えます。
■用途
●重量物の定盤や精密機械へのソフトな設置。(キサゲ定盤やマシニング・センターへの設置に最適。)
●組立作業での正確な芯合わせ(ミクロン単位の部品組み付けに)
●センタ作業やチェック作業での無理のない取付。(精密部品の円筒研削盤へのセンター合わせに)
●爽雑な場所でのワークのスムーズな取付。
●鋳造の中子組み込み作業。(中子、鋳型の組み込みに)
■操作方法
本機をクレーンのフックに吊下げればそのまま直ちに使用できます。
(1)クレーンを操作して本機のフックにワークを吊下げます。
(2)クレーンを操作して、ワークを置く場所の上方150mmまたは200mm(M1648YH-30T)以内に移動します。
(3)本機のハンドルを引き下げてワークを下降させ所定の位置に置きます。この時ハンドルの引き下げ傾きに応じて下降速度が大きくなります。
(4)クレーンを操作して、ワークを取り外します。この時本機のフックは自動的に元に戻っています。従って直ちに初めの動作に移ることができます。
補1)最大か高速度を小さくしたいときは、ハンドル下部のストッパボルトを締め込みハンドルのストロークを小さくすること。
補2)所定最小荷重より小さい荷重でご使用になるときは、下降端まで下らず〔図1〕の有効ストロークだけ使用可能です。
補3)所定吊り具重量より重い吊り具をご使用になるときは、上昇端まで復元せず〔図2〕の有効ストロークだけ使用可能です。
注1)所定最大荷重より重いワークは絶対吊らないでください。
注2)本機シリンダー部分は他に衝突もしくは大きな外力などによって変形させないようご注意ください。
注3)ワークを横引きしたり、本機を並列使用するなど曲げ荷重のかかるような使用は絶対避けてください。
注4)ワークを吊下げ後は、ワーク下へ絶対体を入れないでください。
■仕様
※1)第1図参照
※2)第2図参照
■寸法図
図はM1648YH-10T、( )内寸法はM1648YH-30T、太字寸法はM1648YSH-10Tを示します。
※フックのみM1648YH-10T、M1648YSH-10T共通です。
■保守点検
<点検項目>
(1)フックの口が開いたり、ボルトが曲がったりその他の変形、傷がないか確認してください。
(2)ネジ部の緩み、変形、油漏れがないか確認してください。
但し、ピストンロッドの内周、外周へ油が滲むことがありますが、これは異常ではありません。またブラケットが緩んできますとワークを吊ったとき、ひとりでに下降することがあります。この時ブラケットをピストンロッドにいっぱいに締め込み回り止めネジで十分に止めてください。
<給油>
ワークを吊下げた瞬間、ピストンが20mm以上下降するときは、次の要領で給油してください。
(1)クレーンに吊下げたまま、ピストンをいっぱいに戻す。(締める)
(2)給油用ネジを取り外し、タービン油#90を30cc或は60cc(M1648YH-30T)程度補給してください。
(3)給油用ネジに必ずシールテープを巻き、確実に締め込んでください。
<エアー抜き>
ピストンが次第に復元しないようになることがあります。これは異常ではありません。この時には<給油>の処置を油を入れないで行うと、余分のエアーが抜けピストンロッドが元の様に復元するようになります。
※客先での分解及び組付は絶対しないでください。
●ストロークが長い。
●下降速度の調節巾が大きい。
●下降の最大速度は任意に調節できます。
●吊り具をつった状態でも、ストロークは完全に復元します。
●フックが軽快に旋回搖動するのでワークの着脱が容易です。
●フックの旋回性が良いので、ワーク吊り上げ時に本体が回りません。
●大きなワーク、高い作業位置でもハンドルに紐を付ければラクに広範囲な使用が可能です。
●ハンガの形状が大きいので、大型クレーンにもこのまま使えます。
■用途
●重量物の定盤や精密機械へのソフトな設置。(キサゲ定盤やマシニング・センターへの設置に最適。)
●組立作業での正確な芯合わせ(ミクロン単位の部品組み付けに)
●センタ作業やチェック作業での無理のない取付。(精密部品の円筒研削盤へのセンター合わせに)
●爽雑な場所でのワークのスムーズな取付。
●鋳造の中子組み込み作業。(中子、鋳型の組み込みに)
■操作方法
本機をクレーンのフックに吊下げればそのまま直ちに使用できます。
(1)クレーンを操作して本機のフックにワークを吊下げます。
(2)クレーンを操作して、ワークを置く場所の上方150mmまたは200mm(M1648YH-30T)以内に移動します。
(3)本機のハンドルを引き下げてワークを下降させ所定の位置に置きます。この時ハンドルの引き下げ傾きに応じて下降速度が大きくなります。
(4)クレーンを操作して、ワークを取り外します。この時本機のフックは自動的に元に戻っています。従って直ちに初めの動作に移ることができます。
補1)最大か高速度を小さくしたいときは、ハンドル下部のストッパボルトを締め込みハンドルのストロークを小さくすること。
補2)所定最小荷重より小さい荷重でご使用になるときは、下降端まで下らず〔図1〕の有効ストロークだけ使用可能です。
補3)所定吊り具重量より重い吊り具をご使用になるときは、上昇端まで復元せず〔図2〕の有効ストロークだけ使用可能です。
注1)所定最大荷重より重いワークは絶対吊らないでください。
注2)本機シリンダー部分は他に衝突もしくは大きな外力などによって変形させないようご注意ください。
注3)ワークを横引きしたり、本機を並列使用するなど曲げ荷重のかかるような使用は絶対避けてください。
注4)ワークを吊下げ後は、ワーク下へ絶対体を入れないでください。
■仕様
品番 | M1648YSH-10T | M1648YH-10T | M1648YH-30T | |
最大荷重 | 1000kg | 1000kg | 3000kg | |
最小荷重※1 | 35kg | 70kg | 90kg | |
吊り具重量※2 | 0kgまで完全復元 | 5kgまで完全復元 | 10kgまで完全復元 | |
ストローク | 100mm | 150mm | 200mm | |
下降速度 | 最大荷重時 | 0~150mm/sec | ||
最小荷重時 | 0~10mm/sec | |||
自重 | 5.5kg | 9.0kg | 19.0kg | |
ピストンロッドの復元 | スプリングによる自動復元 | |||
使用油 | タービン油#90 | |||
使用温度範囲 | 0~80℃ | |||
塗装 | ハンマネット(シルバトーン) |
※2)第2図参照
- 商品名
- 下降速度微調整吊りフック
- カタログ品番
- M1648YSH-10T
- 価格
- 価格:廃番
- 商品名
- 下降速度微調整吊りフック
- カタログ品番
- M1648YH-10T
- 価格
- 価格:廃番
■寸法図
図はM1648YH-10T、( )内寸法はM1648YH-30T、太字寸法はM1648YSH-10Tを示します。
※フックのみM1648YH-10T、M1648YSH-10T共通です。
■保守点検
<点検項目>
(1)フックの口が開いたり、ボルトが曲がったりその他の変形、傷がないか確認してください。
(2)ネジ部の緩み、変形、油漏れがないか確認してください。
但し、ピストンロッドの内周、外周へ油が滲むことがありますが、これは異常ではありません。またブラケットが緩んできますとワークを吊ったとき、ひとりでに下降することがあります。この時ブラケットをピストンロッドにいっぱいに締め込み回り止めネジで十分に止めてください。
<給油>
ワークを吊下げた瞬間、ピストンが20mm以上下降するときは、次の要領で給油してください。
(1)クレーンに吊下げたまま、ピストンをいっぱいに戻す。(締める)
(2)給油用ネジを取り外し、タービン油#90を30cc或は60cc(M1648YH-30T)程度補給してください。
(3)給油用ネジに必ずシールテープを巻き、確実に締め込んでください。
<エアー抜き>
ピストンが次第に復元しないようになることがあります。これは異常ではありません。この時には<給油>の処置を油を入れないで行うと、余分のエアーが抜けピストンロッドが元の様に復元するようになります。
※客先での分解及び組付は絶対しないでください。