測定機器

安定した稼動を実現するために、独自検知技術を開発し、微小な金属片（針金など）でも検知できるようにしました。
過去に開発した製品には、ノイズなどの問題点があり、当社はこれを解決すべく金属検知機の研究・開発を進めてまいりました。
その結果、従来製品の性能を損なわず、安定性をＵＰさせ稼動効率を高めることが可能となっております。

■概要
従来の金属検知機では、検知精度が安定しなかった製品（塩分濃度の高い製品・アルミ蒸着製品・冷凍食品・業務用の重さ10Kg程度の製品など）でも独自センサー技術により、微小な金属片が安定して検知できるようにした優れもの。
お客様のニーズを一番に考えて設計されている為、従来の機器のように１アイテム毎の感度設定をする必要が無く、製品毎に設置されていた金属検知機のラインを１台に統一することができ、ランニングコストの低減をすることが出来ます。又操作についてはスイッチを２ケ配置しているだけなので、取扱説明書を読む必要が無く、誰にでも簡単に扱えます。

■導入事例
●お漬物や梅干しなどの塩分濃度の高い製品
●カップ麺などのパッケージに施されているアルミ蒸着加工製品
●アイスクリームなどの冷凍食品
●複数の食材が入ったお弁当
●業務用の食品などで10Kg程度の重さのある製品

■微小な金属片も検知可能
●鉄などの磁性金属と切削、曲げなどの加工（応力）を受けたSUS304などのステンレス検出が可能です。
●アルミ、銅、金、鉛、チタンなどは磁気化されないので、検出できません。

■操作は取扱説明書要らずで簡単
異物検知感度設定については、設置時に1度調整させて頂くだけで、設定後の感度調整は必要ありません、又本体操作パネルには、電源投入スイッチとベルト駆動スイッチの２個　取扱説明書を読む必要が無く、誰でも簡単に操作できます。

■ランニングコストの低減
当社の独自技術による異物検知方法により、種類の異なった製品でも検出感度設定を変える　ことなく金属異物検査できる為、複数の製造ライン毎に設置されていた金属検知機を１台に統一することができます。弊社の金属検知機を導入頂く事により、導入時のコスト及びメンテナンス費が大幅に低減されます。

■検知原理
磁界の中を製品が動ことにより、製品内に磁気化された金属が含まれていると磁界が乱れることによってコイルに微小な変化が発生します。この微小な変化を制御回路にて増幅し金属異物が検出されます。

■独自開発による複数コイルによる異物検知方法(特許出願中)
弊社金属検知機は他社と異なる方法にて検出を分けることにより、振動や環境から来るノイズを除去し、検査面積当たりの金属に占める割合が増えることで、検出信号レベルを安定させた状態にし、異物検出プログラムにて異物信号のみを検出することが可能となりました。

■寸法図


■仕様