商品詳細
水中遊離(微生物以外)ATP検査用試薬
商品番号:M1091SNAP-AQUAFX
商品説明
M1091SYSU-PLUSシリーズのATP検査キットは世界で最も使用されています。
ATPふき取り用/水中用の検査キットです。(試薬は別売りです。)
今日のマーケットにおいては、完璧な衛生管理が消費財の製造および流通に関係する各種産業にとってますます重要な問題になっています。
その中で近年、結果が分かるまでに24時間以上も必要な従来の培養法に比べ、わずか十数秒で結果が確認できる「ATPふき取り検査」は、洗浄後の清浄度や衛生状態の判断に、迅速衛生検査ツールとして、食料品に関わる業界をはじめ、衛生管理の重要度の高い医療分野や、その他の業界へ拡がりを見せています。
■ATPふき取り検査の主な対象
ATPふき取り検査方法は、微生物だけでなく生物学的物質(有機物)全てが測定対象ですが、食品工場をはじめとする製造現場では、生物学的汚染があった場合、微生物の増殖を促進させてしまうことから、微生物検査だけでなく、ATP検査を考慮することが重要とされています。
通常の滅菌作業では表面の微生物には効果的ですが、洗浄残渣がある場合は残渣内部の微生物を死滅させるには至らず、残った微生物はそれを栄養分として増殖してしまいます。特にスタンプ法での菌検査では表面菌を対象としているため、上記の問題は見過ごしてしまう可能性があります。
また菌検査は培養後、結果が分かるまでに24時間以上もの時間を必要とするため、結果と対策が直結しない難点がありますが、ATP量(生物学的物質)を対象とした「ATPふき取り検査」は、その場で簡単・迅速に生物学的汚染結果が分かるため、その場での改善措置や再洗浄などの対策を講じることができる利点があります。
海外では不特定多数の人が交差する病院や公共施設のドアノブや手すり、ベッド、スイッチなどを2次汚染のキーポイントとして衛生管理を行う施設が増えつつあります。
■使用場所例
■測定手順
(A)標準的な表面
検査表面の10×10cm角にあたる領域を綿棒でふきます。バイオフィルムを破壊するために綿棒が少し曲がる程度に圧力を加えながら、サンプルを採取しつつ綿棒を回転させます。
(B)変則的な表面
10×10cm角でのサンプル採取を実施できない場合は、できるだけ多くの表面を綿棒でふきます。綿棒が少し曲がる程度に圧力を加えて回転させながら、適切な量のサンプルを採取して下さい。
(C)水のサンプル採取
検査対象の水のサンプル20mLに綿棒を5~10秒間浸します。水が均質ではない場合あるいは水に沈殿物が含まれている場合は、サンプルを採取する前によく混ぜます。
※M1091SNAP-ULTRA綿棒は、主に表面用に設計されていますが、水サンプルの検査にも利用できます。水サンプルのより感度の高い検査にはM1091SNAP-AQUAをご使用下さい。
1:サンプルが採取できましたら、綿棒をチューブに戻します。これでATPを活性化させる準備が整いました。この状態で最大4時間、活性化させずに放置することも可能です。サンプル採取場所で測定を行わない場合は、サンプルチューブにポイント名を記入し、採取場所ではなく試験室などでまとめて測定を行うこともできます。
2:試薬を立てて、プラスチック製のSnap-Valveが折れるまで上端部にあるバルブを折り曲げます。その後反対側にもう1回折り曲げ、活性化させるためにバルブを2回絞って全ての液体試薬をチューブ下部に押し流し入れます。
3:器具を左右に静かに振り、綿棒の綿球部分を液体試薬に浸します。これでサンプルが活性化され、生物発光反応が起こります。安定した結果を得るために、活性後は60秒以内に測定を行ってください。
4:M1091SYSU-PLUSの上部を開き、活性化済みのM1091SNAP-ULTRAをチャンバに挿入します。上部を閉じ、装置を立てて保持します。
5:M1091SYSU-PLUSの[OK]を押し、測定を開始します。RLU値の結果は15秒後に画面に表示されます。
■仕様
■データ解析用ソフトウェア
データ分析ソフトウェアでは、M1091SYSU-PLUSで測定した試験結果をPC上で管理・分析が可能な専用アプリケーションです。管理データベースには豊富な表示画面があり、レポート機能では各種傾向分析グラフや統計レポートを作成することができます。
■オプション試薬
●M1091SNAP-AQUAはATP水中検査用の一体型試薬です。独自のデザインのスナップバルブ?技術に加えて、先端形状はマイクロピペットを使わなくても試料100μlを高精度でサンプリングできるオールインワン試薬です。CIPシステムの洗浄水や環境水などの評価にご使用いただけます。
●M1091SNAP-AQUAFXは水中など液体の遊離ATP*検査ができます。
*遊離ATPとは微生物以外のATP
●M1091SNAP-ULTRAはATPふき取り検査測定用の一体型試薬です。スナップバルブTM技術を組み込んだ独自のデザインと高品質な試薬によって、バックグランドがゼロで、安定した再現性を実現。高清浄度表面でも精度の高いデータを提供します。また、湿式の綿棒は検査の度に湿らせる必要がなく、水の無い場所でも、その場で直ぐにふき取り作業が行えます。
■仕様
※室温(25℃未満)の場合は4週間
ATPふき取り用/水中用の検査キットです。(試薬は別売りです。)
今日のマーケットにおいては、完璧な衛生管理が消費財の製造および流通に関係する各種産業にとってますます重要な問題になっています。
その中で近年、結果が分かるまでに24時間以上も必要な従来の培養法に比べ、わずか十数秒で結果が確認できる「ATPふき取り検査」は、洗浄後の清浄度や衛生状態の判断に、迅速衛生検査ツールとして、食料品に関わる業界をはじめ、衛生管理の重要度の高い医療分野や、その他の業界へ拡がりを見せています。
■ATPふき取り検査の主な対象
ATPふき取り検査方法は、微生物だけでなく生物学的物質(有機物)全てが測定対象ですが、食品工場をはじめとする製造現場では、生物学的汚染があった場合、微生物の増殖を促進させてしまうことから、微生物検査だけでなく、ATP検査を考慮することが重要とされています。
通常の滅菌作業では表面の微生物には効果的ですが、洗浄残渣がある場合は残渣内部の微生物を死滅させるには至らず、残った微生物はそれを栄養分として増殖してしまいます。特にスタンプ法での菌検査では表面菌を対象としているため、上記の問題は見過ごしてしまう可能性があります。
また菌検査は培養後、結果が分かるまでに24時間以上もの時間を必要とするため、結果と対策が直結しない難点がありますが、ATP量(生物学的物質)を対象とした「ATPふき取り検査」は、その場で簡単・迅速に生物学的汚染結果が分かるため、その場での改善措置や再洗浄などの対策を講じることができる利点があります。
海外では不特定多数の人が交差する病院や公共施設のドアノブや手すり、ベッド、スイッチなどを2次汚染のキーポイントとして衛生管理を行う施設が増えつつあります。
■使用場所例
・食品工場 | ・ビール工房 | ・医療関連施設 | ||
・乳製品 | ・スーパー | ・公共施設 | ||
・生鮮食品 | ・居酒屋/ファミリーレストラン | ・公共交通機関 | ||
・食肉加工 | ・ファーストフード | ・化粧品 | ||
・鮮魚加工 | ・給食(病院、学校、老人ホーム等) | ・製薬工場 | ||
・飲料工場 | ・ホテル | ・保健所 |
■測定手順
(A)標準的な表面
検査表面の10×10cm角にあたる領域を綿棒でふきます。バイオフィルムを破壊するために綿棒が少し曲がる程度に圧力を加えながら、サンプルを採取しつつ綿棒を回転させます。
(B)変則的な表面
10×10cm角でのサンプル採取を実施できない場合は、できるだけ多くの表面を綿棒でふきます。綿棒が少し曲がる程度に圧力を加えて回転させながら、適切な量のサンプルを採取して下さい。
(C)水のサンプル採取
検査対象の水のサンプル20mLに綿棒を5~10秒間浸します。水が均質ではない場合あるいは水に沈殿物が含まれている場合は、サンプルを採取する前によく混ぜます。
※M1091SNAP-ULTRA綿棒は、主に表面用に設計されていますが、水サンプルの検査にも利用できます。水サンプルのより感度の高い検査にはM1091SNAP-AQUAをご使用下さい。
1:サンプルが採取できましたら、綿棒をチューブに戻します。これでATPを活性化させる準備が整いました。この状態で最大4時間、活性化させずに放置することも可能です。サンプル採取場所で測定を行わない場合は、サンプルチューブにポイント名を記入し、採取場所ではなく試験室などでまとめて測定を行うこともできます。
2:試薬を立てて、プラスチック製のSnap-Valveが折れるまで上端部にあるバルブを折り曲げます。その後反対側にもう1回折り曲げ、活性化させるためにバルブを2回絞って全ての液体試薬をチューブ下部に押し流し入れます。
3:器具を左右に静かに振り、綿棒の綿球部分を液体試薬に浸します。これでサンプルが活性化され、生物発光反応が起こります。安定した結果を得るために、活性後は60秒以内に測定を行ってください。
4:M1091SYSU-PLUSの上部を開き、活性化済みのM1091SNAP-ULTRAをチャンバに挿入します。上部を閉じ、装置を立てて保持します。
5:M1091SYSU-PLUSの[OK]を押し、測定を開始します。RLU値の結果は15秒後に画面に表示されます。
■仕様
品番 | M1091SYSU-PLUS | |
本体サイズ(W×H×D) | 72mm×191mm×32mm | |
本体重量(電池を含む) | 約260g | |
動作温度範囲 | 5~40°C | |
動作相対湿度範囲 | 20~85%(結露なきこと) | |
保管温度範囲 | -10~40°C | |
保管相対湿度範囲 | 20~95%(結露なきこと) | |
測定範囲 | 0~9999 RLU | |
測定分解能 | 1 RLU | |
測定感度(測定限界) | 1×10-15mol(1fmol=1RLU) | |
受光素子 | フォトダイオード | |
測定時間 | 15秒 | |
ユーザID設定数 | 50ID:16文字まで | |
ロケーション設定数 | 251ロケーション:20文字まで | |
管理基準値の設定 | ロケーション毎に上下限設定 | |
テストプラン設定 | 20プラン:ロケーションの組み合わせ | |
データメモリ | 2000テスト | |
シリアルインターフェース | EIA-232互換 | |
電池のサイズ(個数) | 単3形(2個) | |
電池の種類 | 非充電式 | 公称1.5Vアルカリ |
充電式 (外部充電) |
公称1.2V NiMHまたはNiCD | |
動作時間 (2600mAhの場合) |
スタンバイモード | 最低6ヶ月 (20℃の場合) |
連続測定 | 最低2000テスト | |
製品梱包内容 | 本体×1台、デ-タ解析用ソフトウェア×1式、 キャリングケース×1個、ネックストラップ×1本、 パソコン通信用RS232Cケーブル×1本 単3形アルカリ乾電池×2個、 取扱説明書(本体・ソフトウェア)×各1冊 |
■データ解析用ソフトウェア
データ分析ソフトウェアでは、M1091SYSU-PLUSで測定した試験結果をPC上で管理・分析が可能な専用アプリケーションです。管理データベースには豊富な表示画面があり、レポート機能では各種傾向分析グラフや統計レポートを作成することができます。
推奨パソコン仕様 | PentiumシリーズPC |
OS | Windows XP(SP2) |
メモリ | 512MB以上のRAM |
■オプション試薬
M1091SNAP-ULTRA | M1091SNAP-AQUA | M1091SNAP-AQUAFX |
---|---|---|
●M1091SNAP-AQUAはATP水中検査用の一体型試薬です。独自のデザインのスナップバルブ?技術に加えて、先端形状はマイクロピペットを使わなくても試料100μlを高精度でサンプリングできるオールインワン試薬です。CIPシステムの洗浄水や環境水などの評価にご使用いただけます。
●M1091SNAP-AQUAFXは水中など液体の遊離ATP*検査ができます。
*遊離ATPとは微生物以外のATP
●M1091SNAP-ULTRAはATPふき取り検査測定用の一体型試薬です。スナップバルブTM技術を組み込んだ独自のデザインと高品質な試薬によって、バックグランドがゼロで、安定した再現性を実現。高清浄度表面でも精度の高いデータを提供します。また、湿式の綿棒は検査の度に湿らせる必要がなく、水の無い場所でも、その場で直ぐにふき取り作業が行えます。
■仕様
品番 | M1091SNAP-ULTRA | M1091SNAP-AQUA | M1091SNAP-AQUAFX |
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製品形態 | ふき取り検査用 | 高感度水中検査用 | 高感度水中検査用 (遊離(微生物以外)ATP 検査用) |
内容量 | 100本 | ||
梱包形態 | 25本入りアルミ袋×4袋/箱 | ||
保存温度※ | 2~8℃(未開封のみ) | ||
保存期限 | 製造日より1年 |