測定機器

●光源には近赤外線を採用し、光沢度1000（鏡面反射率100％）を測定します。

●現場作業を容易にする、表示部と分離した測定部を被検体にあてるだけで計測ができるハンディタイプです。

■特徴
●金属などの高光沢領域でも、"あいまい"を数値化
IG-410は金属などの高光沢領域の測定が可能です。測定範囲は0～1000と従来機種の10倍に拡大。鏡面サンプルも測定可能です。
●現場での測定が簡易な小型・軽量設計
わずか350gと軽く、持ち運びもラクラク。ワンタッチ操作なので生産現場に持ち込んで手軽に測定可能です。光源にLEDを採用しているため光源の寿命を気にする必要もありません。
●2レンジ切替で低光沢も測定可能
0～100、0～1000の２レンジ切替が可能。各レンジにはそれぞれ専用の校正板が付属しています。高光沢の金属だけでなく金属板に塗装したサンプルなど、低光沢領域の測定にも対応します。

■用途
自動車のヘッドライトなどの照明用反射板やコピー機の反射板、シリコンウエハなど、高いレベルの表面光沢度が要求される製品の品質管理に最適です。

※光の反射によって光沢度を測定しているため、測定箇所は平面である必要があります。

■測定基準
屈折率1.567のガラスの入射角θにおける鏡面反射率を光沢度100としています。
入射角θ＝60°の場合、鏡面光沢度は10％で、光沢度は100となるので、計算上、反射率100％での光沢度は1000となります。研磨された金属では、反射率が50％以上になるものが多く90％を超えるものもある為、本機では測定範囲を0～1000に広げました。

※光源には近赤外LED(HORIBA独自方式)を採用しています。

■仕様