果実の甘さが3秒で分かります。
■りんごをはじめ、桃やナシなど色々なくだものに対応できる、各種ソフトウエアの開発に成功。
■果実を傷つけることなく、樹に実ったままの果実の糖度も簡単に測れる「光反射式糖度計」は、その最高の成熟状態をおしえてくれます。また、甘さが確認された高品質なものを自信をもって出荷することができます。
「光反射式糖度計」は計画的収穫と高値取引を実現し、生産者の方が大切に育んだ果実の価値を高めます。また、消費者の方にとっては安心してお求めになれるなど、「光反射式糖度計」はくだもの市場の活性化に大いに貢献します。
■光反射式糖度計と糖度(BRIX)の関係
■もっと手軽に甘さを測れる、そんな糖度計が欲しい。
これまでの糖度計は測定するのに大変な手間と時間がかかり、果実を傷つける(破壊)タイプが主流でした。また、大規模な設備システムで時間がかかり価格もとても高いのが、非破壊タイプでした。さらに、いままでの糖度計はすべて樹に実ったままの状態を測ることはできませんでした。
そのため、特に生産者の方々をはじめ多くの皆様から、果実を傷つけずにもっと手軽に糖度が測定できないものかとの声が寄せられていました。
そこで当社では平成元年から青森県産業技術開発センターとの共同研究を開始し、青森職業能力開発短期大学校の支援により平成8年までに試作品を完成させました。その後も性能及びデザインに至るまで様々なモニター調査、アンケート調査を重ね、平成11
年、ついに発売に至ったのです。
■優れた特長
表面に光センサーを当てスイッチを押すだけで、糖分が吸収する光の成分の変化量を読み取って、果実の糖度を約3秒で演算処理を行いデジタル表示します。長い間期待されていた糖度計。
■新機能
●ソフトウェアの増加で、様々な果実に対応。
・リンゴ・桃・梨・マンゴー等の糖度が計れます。
●生産地域に応じた微調整機能付
●ついに実現!ハンディタイプ
重さ約 1.2kg と軽量なため、屋外にも携帯できます。
●果実を傷つけずに測定
樹に実ったままの果実の糖度も測定できます。
●ラクラク簡単操作
ペンライト状のオペレーター部分を果実の表面に当ててスイッチを押すだけで、簡単に測定できます。
●約3秒でデジタル表示
素早く糖度がデジタル表示されます。
●目にやさしい照射光
ソフトな光(0.6W)を使用していますので、長時間操作をしても目に安全です。
●リーズナブルなお求めやすさ
各生産者の方が購入しやすい価格に設定しました。
製品型式 |
TD-2000C |
測定方法 |
反射式近赤外分光分析法(反射式) |
測定対象 |
りんご・桃・ナシ・マンゴー・いちごなど対応できます。
他の果実については、ご相談ください。 |
外形寸法 |
240×120×80mm |
重量 |
1.2kg(本体)※ファイバー部を除く |
測定範囲 |
5~30℃ BRIX(変更可能) |
測定時間 |
約3秒 |
使用周囲温度 |
10~30 |
電源 |
2D方式 |
消費電力 |
最大2.5W |
販売システム |
クレジット・買取方式 |