測定機器

紫外線探傷灯（ブラックライト）は、使用時間とともに徐々に紫外線強度が低下します。

紫外線強度の測定は、紫外線探傷灯の性能を管理する上で最も重要な項目で、ASTM・JIS でも規定しています。

紫外線強度の測定には、国家基準に対してトレーサブルな、紫外線強度測定器M667V-363Mをご使用ください。

■特長
●30000μW/cm2までの紫外線強度を直接デジタル数字で読み取れます。
●受光部が小型のため、紫外線の配光状態が正確に測定できます。
●放射エネルギーを絶対値で表示。（表示：×10μW/cm2）
●受光部は紫外線（360±20nm）を主として測定しますので、白色灯などの影響を受けることなく正確な測定値が得られます。
●JIS Z 2323 要求の受光感度を満足します。



■取り扱い方法
①本体と受光部を接続してください。
②「POWER」を長押して電源を入れてください。
③受光部に紫外線が入らないようにして、「HOLD」を長押して零点調整を行ってください。
④測定中「HOLD」を押すと、ピークホールドとなり、測定値が固定され点滅します。
解除するには再度「HOLD」を押してください。
⑤「LOW BATTERY」のLEDが点灯した場合は電池交換してください。
⑥6ヶ月に1度は、計器の精度維持のために校正することをおすすめいたします。

■取り扱い上の注意
①本器を使用する際は、高温、多湿の場所を避けてください。
②測定範囲を超える高強度の紫外線測定は、故障の原因につながりますので避けてください。
③絶対に分解しないでください。
④正確な測定を行うためには、定期的な校正が必要です。
⑤本体と受光部は校正された組み合せのものを使用してください。

■仕様