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参考画像

放射温度サーモスタット

商品番号:M652TD-N

販売価格:50,050円(税込)

数量:

 


非接触型サーモスタットの常温域をカバーする低価格品です。
ダイヤルで温度設定ができる点も喜ばれています。
本品はDC専用機ですがAC100Vでご使用になる節は、外付けのACアダプターを準備していますので、お申し付け下さい。


■本体寸法図
 

■スポットサイズ
スポットサイは90%エネルギーが捕捉できる面積で定義しています。



■定格
電源電圧DC12V
許容電圧変動範囲85~110%
温度制御範囲0℃~70℃
制御出力10Aリレー接点1a(抵抗負荷)
測温部サーモパイル(リール長・・・2m)
調節モードON/OFF動作
設定方式ダイヤル式
消費電力約2VA
メモリー保護電池不要
使用周囲温度範囲(本体部)-10°~55℃
使用周囲湿度範囲35~80%(結露除く)
保存温度-25°~65℃

■性能
設定精度ダイヤル目盛値の±1℃
DIFF.設定範囲2℃~10℃(初期設定値・・・2℃)
接点動作設定温度でのON/OFF領域の切替可能
絶縁抵抗100MΩ以上(DC500Vメガー)
耐電圧AC200V,2sec.
耐振動性(本体)JIS・C・0911-1984から選択
定振動;50Hz一定/0.2mm一定(1G)
掃引振動;10~55Hz/0.35mm
一定(0.1~2.2G)
X,Y,Z方向にそれぞれ2Hrの試験に耐える
耐衝撃性(本体)単体では、コンクリート床上に40cmの高さから3回落として異常なし。(約70G)
梱包状態または、装置に装着後はかなりの衝撃を受けても大丈夫です。
寿命(機械的)1,000万回以上
(電気的)定格負荷で10万回以上
質量(本体)90g
(センサーリード線含む)50g
(取付金具)40g
■取付金具
本シリーズは非接触型といえどもれっきとしたサーモスタットです。
つまりセンサーを手に持って周囲の物体の温度を測って楽しむ玩具ではありません。
サーモスタットは被測温度の温度を継続的に計測し続けて被測温度の温度を一定に保ち続ける役割を担っています。
従って本シリーズにはセンサー部を固定して常時被測温度部に焦点を合わせ続けるための取付金具が必要なので
す。
下記の7点の取付金具セットが入っています。

センサー保持金具(1ヶ)平面取付金具(1ヶ)垂直取付金具(1ヶ)
M4蝶ナット(1ヶ)M4-10㍑ 六角ボルト(1ヶ)4mm木ネジ(2ヶ)
●センサー保持金具は平面取付金具又は垂直金具のどちらかとM4蝶ナット/六角ボルトで組み合わされて360°の
平面回転させることができます。
●しかし上下に煽る構造は持っていません。
上下方向の微調整はセンサー保持金具の直角をペンチ等で変えて対応願います。
取付金具の厚さは楽に曲がる厚さにしてあります。


■各種物体の放射率
品名放射率 品名放射率
アルミ酸化物0.76ガラス0.90~0.95
クロム酸化物0.81セラミック0.90~0.94
銅酸化物0.78大理石0.94
鉄酸化物0.78~0.82ほたる石0.30~0.40
ニッケル酸化物0.9石こう0.80~0.90
チタン酸化物0.40~0.60しっくい0.89~0.91
亜鉛酸化物0.11~0.28れんが(赤色)0.93~0.95
真鍮酸化物0.56~0.64繊維0.9
青銅凹凸面0.55布(黒色)0.980.69
ステンレス鋼0.45皮膚(人)0.98
錆びた銅0.69なめし皮0.75~0.80
アスファルト0.90~0.98木炭(粉)0.96
コンクリート0.94塗料(ラッカー)0.80~0.95
セメント0.96塗料(つや消し黒)0.97
0.9ゴム(黒)0.94
0.92~0.96プラスチック0.85
0.92~0.96材木0.9
0.96~0.980.70~0.94
0.83--

■各温度における放射エネルギー量とサーモパイル出力の関係
非接触型サーモスタットは測定対象物から放射エネルギーを受けて対象物の温度を知るわけですが、物体の放射率
は左表のように千差万別です。現在出回っている黒体炉は95%位のものが一般的です。上表を見てもそれ位の数値の
ものが多いことが理解できると思います。
簡易的には測定対象物に
日東電工の黒テープ(ニットロンテープ)などを貼付するか、放射率が既知のスプレー(オキツモ社の耐熱スプレー塗
料)を塗れば、比較的簡単に放射率を測定できます。

●各温度における放射エネルギー量とサーモパイル出力の関係

※注:0℃の放射エネルギーOW/m2、サーモパイル出力を0mVとして正気規化した。

■センサー視野角(FOV)について
下図(距離と視野角〔FOV〕の関係)を見てください。
FOV以上に対象物が大きいことを守ってください。


センサーにはレンズなしとレンズ付きの2種類があります。被測温体が高温であれば、センサーが受ける熱を低く抑え
るために、レンズを使って、センサーを遠くに置けるようにFOVを10:1に設計するべきです。
被測定物が低温で、かつ比較的大きければ、レンズを使った高価なセンサーを使う必要はありません。


●対象物が凸凹だったり、面に対して斜に視野がねらっていても、放射エネルギーは放射状に放射されているわけだ
から、理論的には計測可能であります。
しかし、下図も意識して正確な値を計ってください。
・同一温度の物体でも表面状態によって放射率が異なります。




■センサーのバリエーション
100℃以下の低温用センサーは被測定物からのは輻射熱も比較的少ない条件で測定できるので、視野角(FOV)もレ
ンズ等で余りシボル必要はないでしょう。
500℃位の高温測定では、500mmの遠距離にセンサーを置いて測定をするにはFOV(視野角)をどこまで絞るか議論
することになります。


■実用的な簡易較正法
前項に於いて、理論値を説明しましたが、実用的にはもっと現実的な簡便法もあります。
民生用の機器に於いては、一番よい状態にヒーター温度が保持されればよいですから、下記のような実験をして温度
を決めれば、それで充分という場合も多いと思います。

①普通の電子サーモで測定値が判っている②非接触サーモで①と同じくポイントをスポットして
測温すれば放射率を逆算できる。
仮に被測定物をセラミックと仮定します。(放射率:0.90~0.94)
①の測定値が60℃、②の測定値が55℃であれば 55/60≒92 となり、理論値通りであることを確認できました。

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