放射線量の年間換算値が一目でわかります。
放射線のうち、ガンマ(γ)線の放射線量を精度良く簡単に測定する携帯型測定器です。
M1459RL-G2000WDは汚染状況重点調査地域内の測定に対応。染料率測定値から年間追加被ばく線量を自動計算。ボタン1つで切り換えられます。
■タイプ
M1459RL-G2000W |
M1459RL-G2000WD |
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■特長
●非常にわかりやすい表示
線量率の年間換算値をバーグラフ表示、グラフィカルなカラーバーと対比させることで線量レベルがひと目で判断できます。
※「独立行政法人日本原子力研究開発機構」特許発明(特許第 4448944 号)を使用
●開発、生産(福島県内自社工場)ともに純日本製
独立行政法人日本原子力研究開発機構の特許発明並びに技術移転を受けてメーカーが自社開発。福島県の工場で生産しています。
●国家標準とトレーサブル
独立行政法人日本原子力研究開発機構の放射線標準施設を利用して開発しました。
●乾電池による長時間使用
アルカリ単3乾電池 2本で、約 300 時間の使用が可能です。
※電池が無くなった場合でも積算線量はバックアップされています。電池交換後も継続して積算できます。
●JEMIMA ガイドラインに適合しています
当シリーズは、工業製品の放射能汚染を確認する方法についてのガイドラインに適合していますので、安心してご使用いただけます。
(JEMIMA:社団法人 日本電気計測器工業会)
●表示はMODEキーで3種類に切り替えることができます。(M1459RL-G2000W)
●環境省が提示した“年間追加被ばく線量”の算出方法に対応しました。(M1459RL-G2000WD)
例えば、汚染状況重点調査地域の指定レベルである空間線量率0.23μSv/hの時は、年間追加被ばく線量は1mSv/年であることがすぐに判ります。
●高精度の放射線測定がどなたでも簡単に行えます。(M1459RL-G2000WD)
■ 仕様
品番 |
M1459RL-G2000W |
M1459RL-G2000WD |
表示 |
数値表示+バーグラフ表示 |
表示モード |
線量率(μSv/h)、線量率(mSv/ 年)
積算線量(μSv) |
線量率(μSv/h)
年間追加被ばく線量(mSv/年) |
放射線検出時 |
LED点灯
ブザー発音(ビープ音設定時) |
LED 点灯 |
操作 |
電源スイッチ、表示モードスイッチ |
表示間隔 |
1分間の放射線の平均計数率に基づく値を10秒毎に更新 |
検出素子 |
シリコン半導体+シンチレータ |
相対指示誤差 |
±10%以内(校正点にて) |
指示?変動 |
0.1以内 |
0.10以下(Cs-137 1μSv/h以上) |
感度 |
1μSv/hにおいて800CPM typ |
測定範囲 |
0.001μSv/h ~ 9.999μSv/h
(最小表示分解能 0.001μSv/h) |
積算線量 |
0.01μSv ~ 9999μSv |
- |
測定放射線 |
γ(ガンマ)線 |
エネルギー範囲 |
200keV~1.25Mev |
検知モード |
- |
放射線検出時にビープ音を発音 |
アラーム
モード |
- |
線量率が2.5μSv/hを超えると
アラーム音を発音。
除染電離則に対応※
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電源 |
単3電池×2個
電池寿命:約300時間(アルカリ乾電池使用時)
電池容量低下時にはLCD上に警告表示 |
外形寸法 |
本体:W69mm×H28mm×D115mm
(シリコンカバ一含:W74mm×H33mmH×D120mm) |
質量 |
約250g(電池含む) |
※平成23年度 厚生労働省令第152号による
<注意>
※簡易エネルギー補償:さまざまなエネルギーレベルの放射線が存在する実際の測定現場で、より正確な測定が出来るように簡易エネルギー補償をしています。
※電池:公称電圧 2Vを超える電池を使用すると製品が破損しますので注意してください。ニッケル水素電池、ニッケルカドミウム電池 などの充電式電池も使用可能ですが、リチウムイオン電池は使用不可です。
※M1459RL-G2000WDは放射性セシウムの空間線量率の簡易測定を行う測定器です。取扱説明書をよく読んでいただき、正しい測定を行ってください。
※食料品や水に含まれる放射性物質の測定には使用できません。